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<動意株・27日>(大引け)=PSS、スマレジ、ヴィンクスなど
プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>=ストップ高。バイオ関連機器を手掛け、遺伝子解析や免疫測定分野での実績が高く、主力のDNA抽出装置の拡販強化を進めている。新型コロナウイルス向けでは遺伝子検査装置などへの需要が期待される状況にあったが、フランスのエリテック社と共同開発した全自動PCR検査システムがフランスの医療現場で既に利用されており、前週末24日に同社はフランス大使から礼状を受け取ったことを発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。
スマレジ<4431.T>=大幅高。小売業界は新型コロナウイルスの影響に喘いでいる状況だが、コロナが収束に向かった後も勝ち組と負け組に色分けされるとの見方が強い。その際にカギを握るとみられているのが、業務効率化や省人化に対応したICT化の動きだ。同社はスマートフォンを利用したPOSレジアプリ「スマレジ」を手掛けており引き合いも旺盛、小売ICT化の一翼を担う銘柄として存在感を高めている。20年4月期第3四半期の営業利益は前年同期比2.4倍の7億800万円と絶好調を維持しているが、今年7月には「スマレジ4.0」へのバージョンアップが行われる予定で、これを契機に新たな需要獲得が期待されている。
ヴィンクス<3784.T>=上昇加速。今月3日以降は急速に上値追い態勢にあり、きょうを含め17営業日で下げた日はわずか2営業日のみという全体相場とは異質の強さをみせている。イオングループ向けを主力に流通業界を対象としたシステム開発を手掛けている。大手スーパーやドラッグストア、100円ショップ向けなどのシステム開発需要を捉えている。米セールスフォース・ドットコムと連携してクラウド分野での業容拡大に期待が大きい。リテールテック分野の有力株として注目を集めている。
環境管理センター<4657.T>=ストップ高。24日取引終了後に20年6月期第3四半期累計(19年7月~20年3月)連結業績を発表。売上高が34億6000万円(前年同期比9.4%増)、営業利益は2億8500万円(同11.8%増)に伸びて着地したことが好感された。主力の環境調査部門の受注が2ケタ増加したうえ、受託試験やアスベスト測定を行う応用測定部門、原発事故に起因する放射能を測定する放射能部門も大きく伸びた。第3四半期累計の営業利益は通期計画の1億7000万円を大きく超過しており、業績上振れを期待する買いが向かったようだ。同社は中国持ち分法適用会社が日本向けマスクの輸出を3月から開始したことでも注目を集めている。
MonotaRO<3064.T>=大幅高。前週末24日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高369億3300万円(前年同期比18.9%増)、営業利益45億400万円(同26.2%増)、純利益31億6600万円(同27.0%増)と大幅増益。期中に27万4791口座の新規顧客を獲得し、第1四半期末の登録会員数が438万4492口座に増加したことに加えて、韓国子会社でインターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させたことが寄与した。また、新型コロナウイルス関連商品への需要が増えたことも貢献した。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高1564億6800万円(前期比19.0%増)、営業利益185億6900万円(同17.2%増)、純利益129億9700万円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を1万3100株(発行済み株数0.01%)、または4847万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。経営環境の変化に対応した、機動的な資本政策の遂行を目的としているという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
スマレジ<4431.T>=大幅高。小売業界は新型コロナウイルスの影響に喘いでいる状況だが、コロナが収束に向かった後も勝ち組と負け組に色分けされるとの見方が強い。その際にカギを握るとみられているのが、業務効率化や省人化に対応したICT化の動きだ。同社はスマートフォンを利用したPOSレジアプリ「スマレジ」を手掛けており引き合いも旺盛、小売ICT化の一翼を担う銘柄として存在感を高めている。20年4月期第3四半期の営業利益は前年同期比2.4倍の7億800万円と絶好調を維持しているが、今年7月には「スマレジ4.0」へのバージョンアップが行われる予定で、これを契機に新たな需要獲得が期待されている。
ヴィンクス<3784.T>=上昇加速。今月3日以降は急速に上値追い態勢にあり、きょうを含め17営業日で下げた日はわずか2営業日のみという全体相場とは異質の強さをみせている。イオングループ向けを主力に流通業界を対象としたシステム開発を手掛けている。大手スーパーやドラッグストア、100円ショップ向けなどのシステム開発需要を捉えている。米セールスフォース・ドットコムと連携してクラウド分野での業容拡大に期待が大きい。リテールテック分野の有力株として注目を集めている。
環境管理センター<4657.T>=ストップ高。24日取引終了後に20年6月期第3四半期累計(19年7月~20年3月)連結業績を発表。売上高が34億6000万円(前年同期比9.4%増)、営業利益は2億8500万円(同11.8%増)に伸びて着地したことが好感された。主力の環境調査部門の受注が2ケタ増加したうえ、受託試験やアスベスト測定を行う応用測定部門、原発事故に起因する放射能を測定する放射能部門も大きく伸びた。第3四半期累計の営業利益は通期計画の1億7000万円を大きく超過しており、業績上振れを期待する買いが向かったようだ。同社は中国持ち分法適用会社が日本向けマスクの輸出を3月から開始したことでも注目を集めている。
MonotaRO<3064.T>=大幅高。前週末24日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高369億3300万円(前年同期比18.9%増)、営業利益45億400万円(同26.2%増)、純利益31億6600万円(同27.0%増)と大幅増益。期中に27万4791口座の新規顧客を獲得し、第1四半期末の登録会員数が438万4492口座に増加したことに加えて、韓国子会社でインターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させたことが寄与した。また、新型コロナウイルス関連商品への需要が増えたことも貢献した。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高1564億6800万円(前期比19.0%増)、営業利益185億6900万円(同17.2%増)、純利益129億9700万円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を1万3100株(発行済み株数0.01%)、または4847万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。経営環境の変化に対応した、機動的な資本政策の遂行を目的としているという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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