125円
窪田製薬ホールディングスのニュース
■業績動向
1. 2019年12月期第1四半期の業績実績
窪田製薬ホールディングス<4596>の2019年12月期第1四半期の連結業績は、事業収益の計上がなく、研究開発費や一般管理費の計上により営業損失で749百万円(前年同期は750百万円の損失)、税引前損失並びに親会社の所有者に帰属する四半期損失はともに695百万円(同696百万円の損失)となり、前年同期並みの損失額となった。
費用の内訳を見ると、研究開発費は前年同期比75百万円増加の624百万円となった。人員削減やコスト削減の効果により、人件費及び諸経費が減少したものの、エミクススタトのスターガルト病を対象とする臨床試験費用、及び「PBOS」の量産型試作機の開発費が主な増加要因となった。一方、一般管理費は同76百万減少の124百万円となった。主に人員減に伴う人件費の減少によるものとなっている。なお、人員の見直しなど、2018年から取り組んできた経営体制の再構築(費用の適正化)については、当第1四半期で完了したことになる。
2. 2019年12月期の業績見通し
2019年12月期の連結業績は、事業収益の計上が今期中に計上されるかは明らかにしていないが、NASAとの共同開発を始め、様々なパートナーシップの可能性を検討しており、提携を通じた収益確保を目指している。営業損失は3,200百万円(前期は3,273百万円の損失)、税引前損失、親会社の所有者に帰属する当期損失はそれぞれ3,000百万円(同3,046百万円の損失)を見込んでいる(為替前提レートは110円/米ドル)。研究開発費はスターガルト病の臨床第3相試験や「PBOS」他の開発パイプラインの開発により増加する見込みだが、経営合理化によるコスト削減効果で一般管理費が減少し、事業費の総額は前期並みの水準で計画している。なお、2020年12月期についてもNASAとの共同開発プロジェクトを除けば、研究開発費、一般管理費ともに横ばい水準が続く見通しとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
1. 2019年12月期第1四半期の業績実績
窪田製薬ホールディングス<4596>の2019年12月期第1四半期の連結業績は、事業収益の計上がなく、研究開発費や一般管理費の計上により営業損失で749百万円(前年同期は750百万円の損失)、税引前損失並びに親会社の所有者に帰属する四半期損失はともに695百万円(同696百万円の損失)となり、前年同期並みの損失額となった。
費用の内訳を見ると、研究開発費は前年同期比75百万円増加の624百万円となった。人員削減やコスト削減の効果により、人件費及び諸経費が減少したものの、エミクススタトのスターガルト病を対象とする臨床試験費用、及び「PBOS」の量産型試作機の開発費が主な増加要因となった。一方、一般管理費は同76百万減少の124百万円となった。主に人員減に伴う人件費の減少によるものとなっている。なお、人員の見直しなど、2018年から取り組んできた経営体制の再構築(費用の適正化)については、当第1四半期で完了したことになる。
2. 2019年12月期の業績見通し
2019年12月期の連結業績は、事業収益の計上が今期中に計上されるかは明らかにしていないが、NASAとの共同開発を始め、様々なパートナーシップの可能性を検討しており、提携を通じた収益確保を目指している。営業損失は3,200百万円(前期は3,273百万円の損失)、税引前損失、親会社の所有者に帰属する当期損失はそれぞれ3,000百万円(同3,046百万円の損失)を見込んでいる(為替前提レートは110円/米ドル)。研究開発費はスターガルト病の臨床第3相試験や「PBOS」他の開発パイプラインの開発により増加する見込みだが、経営合理化によるコスト削減効果で一般管理費が減少し、事業費の総額は前期並みの水準で計画している。なお、2020年12月期についてもNASAとの共同開発プロジェクトを除けば、研究開発費、一般管理費ともに横ばい水準が続く見通しとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
この銘柄の最新ニュース
窪田製薬HDのニュース一覧- 窪田製薬HD Research Memo(10):当面は開発ステージが続くため、株式市場から事業活動資金を調達 2024/04/16
- 窪田製薬HD Research Memo(9):2024年12月期の業績見通しは非開示だが費用は一部事業除き抑制の方針 2024/04/16
- 窪田製薬HD Research Memo(8):NASA向けプロジェクトは中断中だが政権交代で再開される可能性も 2024/04/16
- 窪田製薬HD Research Memo(7):エミクススタト塩酸塩は国内も含め早期承認制度活用し上市を目指すことを検討 2024/04/16
- 窪田製薬HD Research Memo(6):「eyeMO」はインド大手企業と共同開発に向けた契約を締結 2024/04/16
マーケットニュース
窪田製薬ホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
窪田製薬ホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。