決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 吉野家ＨＤ、東宝、ＲＰＡ (4月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ベイカレント <6532>
　20年2月期の税引き前利益(非連結)は前の期比81.9％増の79.7億円に拡大し、従来予想の69.4億円を上回って着地。

★No.2　ＰＲＴＩＭＥ <3922>
　20年2月期の連結経常利益は前の期比13.4％増の5億6000万円に伸び、非連結決算に移行する21年2月期の同利益も前期連結比34.5％増の7億5300万円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　串カツ田中 <3547>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比77.0％増の3.2億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の3.9億円に対する進捗率は83.1％に達し、3年平均の37.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6532> ベイカレント 　東１ 　 +25.78 　　4/14　本決算　　　　　－
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１ 　 +25.57 　　4/14　本決算　　　 34.46
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１ 　 +18.75 　　4/14　本決算　　　-40.29
<3547> 串カツ田中 　　東１ 　 +13.91 　　4/14　　　1Q　　　 77.05
<4577> ダイト 　　　　東１ 　 +11.17 　　4/14　　　3Q　　　 23.69

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１　　 +9.08 　　4/14　本決算　　　 17.80
<6199> セラク 　　　　東１　　 +9.04 　　4/14　　上期　　　125.25
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 +6.93 　　4/14　本決算　　　　　－
<8011> 三陽商 　　　　東１　　 +3.37 　　4/14　本決算　　　　　－
<2925> ピックルス 　　東１　　 +2.84 　　4/14　本決算　　　　2.79

<2698> キャンドゥ 　　東１　　 +2.53 　　4/14　　　1Q　　　　0.20
<9979> 大庄 　　　　　東１　　 +2.52 　　4/14　　上期　　　-76.32
<7601> ポプラ 　　　　東１　　 +2.30 　　4/14　本決算　　　　　－
<3548> バロック 　　　東１　　 +2.25 　　4/14　本決算　　　　　－
<9861> 吉野家ＨＤ 　　東１　　 +2.24 　　4/14　本決算　　　　　－

<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東１　　 +2.19 　　4/14　本決算　　　-26.03
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 +1.77 　　4/14　本決算　　　　　－
<2294> 柿安本店 　　　東１　　 +0.55 　　4/14　本決算　　　　　－
<3678> メディアドゥ 　東１　　 +0.15 　　4/14　本決算　　　 13.57

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース