ＤＷＴＩが続伸、子会社の視神経炎治療薬に関する国内特許が成立

　デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>が続伸している。８日の取引終了後、連結子会社である日本革新創薬がアイ・エヌ・アイ（名古屋市中川区）から導入した神経変性抑制剤に関する物質特許が、日本で成立したと発表しており、知的財産戦略の強化につながるとの期待から買われているようだ。

　ＤＷＴＩによると、同特許には神経変性抑制により効果を示す神経変性疾患治療薬となる化合物が含まれているが、眼科領域の難治性疾患には、神経変性を原因とするものが存在することから、同特許は眼科領域においても革新的な医薬品となる可能性があるとしている。また同件により、米国に続いて日本でも本化合物の特許を確保できることとなり、眼科領域における新たな神経変性治療薬の開発が期待されるとしている。なお、同特許は現在、欧州およびカナダでも特許出願している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）