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JCRファーマのニュース
JCRファーマ <4552> [東証P] が3月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の145億円→52億円(前期は205億円)に64.1%下方修正し、減益率が29.3%減→74.6%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の129億円→36.3億円(前年同期は67.8億円)に71.9%減額し、一転して46.5%減益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の通期予想の見通しを下方修正する主な要因は、契約金収入および製品売上の計画未達によるものです。 契約金収入については、ライソゾーム病開発品目であるJR-171、JR-441、JR-446のライセンス契約が引き続き交渉中であり、今期中の契約締結には至らなかったこと、またライソゾーム病治療薬以外の分野で想定していた契約が締結に至らなかったことなどにより、修正後予想は6,500百万円(期初予想15,400百万円)と計画未達となる見込みです。 製品売上については一部の製品で前期を上回る実績となるものの、医薬品合計の期初予想に対しては未達となる見込みです。内訳は<別表1>をご参照ください。 費用面では、グローバル開発を目指すライソゾーム病領域の開発品を中心に予定通り研究開発が進捗しており、研究開発費は修正後予想8,900百万円(期初予想9,000百万円)となります。販売・一般管理費は経費削減等に取り組んだ結果、修正後予想11,500百万円(期初予想12,500百万円)となる見込みです。 これらの結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は2022年5月12日に発表した通期予想から上記の通り下方修正することといたしました。 なお、期末配当予想につきましては、現時点で2022年5月12日に発表しました1株当たり10円から変更の予定はありません。<別表1:2023年3月期業績予想数値修正後の売上高内訳予想>前回発表予想(A)/今回修正予想(B)/増減額(B-A)/増減率(%)/参考:前期実績 (2022年3月)・グロウジェクト /13,100/12,000/△1,100/△8.4%/12,945・イズカーゴ /5,210/4,500/△710/△13.6%/3,003・テムセルHS注 /3,530/3,400/△130/△3.7%/3,497・腎性貧血治療薬 /4,930/4,750/△180/△3.7%/5,875・エポエチンアルファBS注「JCR」 /2,630/2,650/20/0.8%/2,876・ダルベポエチンアルファBS注「JCR」 /2,300/2,100/△200/△8.7%/2,998・アガルシダーゼベータBS点滴静注「JCR」 /760/1,000/240/31.6%/711・医薬品合計 /27,530/25,650/△1,880/△6.8%/26,032・契約金収入 /15,400/6,500/△8,900/△57.8%/10,571・その他 /140/120/△20/△14.3%/102・AZD1222原液 /1,930/1,930/―/―/14,375・売上高合計 /45,000/34,200/△10,800/△24.0%/51,082(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。3. 研究開発の進捗 当社が取り組むライソゾーム病領域、成長ホルモン領域、細胞治療・再生医療領域における新薬の研究開発に関し、社内想定通りに進捗しております。特にグローバル開発を目指すライソゾーム病領域の開発品は、提携交渉を進める一方で、製造プロセス開発や非臨床試験、臨床試験の準備を順次進めております。当社の開発パイプラインは<別表2>をご参照ください。 また本日、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズとのJ-Brain Cargo技術を用いた神経変性疾患治療薬に関する共同研究開発、選択権およびライセンス契約を締結しました。本契約は神経変性疾患の治療にJ-Brain Cargo技術を適用する初めてのグローバルパートナーシップです。当社は引き続き、幅広い中枢神経疾患への応用が期待できるJ-Brain Cargo技術を当社の注力領域であるライソゾーム病領域以外にも応用するため、パートナーとの提携にも注力してまいります。<別表2:JCRの開発パイプライン>開発番号 (国際一般名)/開発段階/適応症/備考JR-141 (pabinafusp alfa)/グローバル:臨床第III相試験/ムコ多糖症II型(ハンター症候群)/J-Brain Cargo適用・2025年度-2027年度米国・欧州・ブラジルでの承認予定JR-171(lepunafusp alfa)/グローバル:臨床第I/II相試験/ムコ多糖症I型(ハーラー症候群等)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhIII試験JR-162/前臨床/ポンぺ病/J-Brain Cargo適用JR-441/前臨床/ムコ多糖症IIIA型(サンフィリッポ症候群A型)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhI/II試験JR-443/前臨床/ムコ多糖症VII型(スライ症候群)/J-Brain Cargo適用JR-446/前臨床/ムコ多糖症IIIB型(サンフィリッポ症候群B型)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhI/II試験JR-479/前臨床/GM2ガングリオシドーシス(サンドホフ病、テイ・サックス病)/J-Brain Cargo適用・~2025年度 PhI試験JR-471/製法検討/フコシドーシス/J-Brain Cargo適用JR-401X/承認申請/SHOX異常症における低身長/グロウジェクト適応拡大JR-142/国内:臨床第II相試験(症例登録完了) /小児成長ホルモン分泌不全性低身長症/持続型成長ホルモン製剤・2023年度 PhIII試験JR-031HIE/国内:臨床第I/II相試験/新生児低酸素性虚血性脳症/テムセルHS注適応拡大
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の129億円→36.3億円(前年同期は67.8億円)に71.9%減額し、一転して46.5%減益計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の通期予想の見通しを下方修正する主な要因は、契約金収入および製品売上の計画未達によるものです。 契約金収入については、ライソゾーム病開発品目であるJR-171、JR-441、JR-446のライセンス契約が引き続き交渉中であり、今期中の契約締結には至らなかったこと、またライソゾーム病治療薬以外の分野で想定していた契約が締結に至らなかったことなどにより、修正後予想は6,500百万円(期初予想15,400百万円)と計画未達となる見込みです。 製品売上については一部の製品で前期を上回る実績となるものの、医薬品合計の期初予想に対しては未達となる見込みです。内訳は<別表1>をご参照ください。 費用面では、グローバル開発を目指すライソゾーム病領域の開発品を中心に予定通り研究開発が進捗しており、研究開発費は修正後予想8,900百万円(期初予想9,000百万円)となります。販売・一般管理費は経費削減等に取り組んだ結果、修正後予想11,500百万円(期初予想12,500百万円)となる見込みです。 これらの結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は2022年5月12日に発表した通期予想から上記の通り下方修正することといたしました。 なお、期末配当予想につきましては、現時点で2022年5月12日に発表しました1株当たり10円から変更の予定はありません。<別表1:2023年3月期業績予想数値修正後の売上高内訳予想>前回発表予想(A)/今回修正予想(B)/増減額(B-A)/増減率(%)/参考:前期実績 (2022年3月)・グロウジェクト /13,100/12,000/△1,100/△8.4%/12,945・イズカーゴ /5,210/4,500/△710/△13.6%/3,003・テムセルHS注 /3,530/3,400/△130/△3.7%/3,497・腎性貧血治療薬 /4,930/4,750/△180/△3.7%/5,875・エポエチンアルファBS注「JCR」 /2,630/2,650/20/0.8%/2,876・ダルベポエチンアルファBS注「JCR」 /2,300/2,100/△200/△8.7%/2,998・アガルシダーゼベータBS点滴静注「JCR」 /760/1,000/240/31.6%/711・医薬品合計 /27,530/25,650/△1,880/△6.8%/26,032・契約金収入 /15,400/6,500/△8,900/△57.8%/10,571・その他 /140/120/△20/△14.3%/102・AZD1222原液 /1,930/1,930/―/―/14,375・売上高合計 /45,000/34,200/△10,800/△24.0%/51,082(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。3. 研究開発の進捗 当社が取り組むライソゾーム病領域、成長ホルモン領域、細胞治療・再生医療領域における新薬の研究開発に関し、社内想定通りに進捗しております。特にグローバル開発を目指すライソゾーム病領域の開発品は、提携交渉を進める一方で、製造プロセス開発や非臨床試験、臨床試験の準備を順次進めております。当社の開発パイプラインは<別表2>をご参照ください。 また本日、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズとのJ-Brain Cargo技術を用いた神経変性疾患治療薬に関する共同研究開発、選択権およびライセンス契約を締結しました。本契約は神経変性疾患の治療にJ-Brain Cargo技術を適用する初めてのグローバルパートナーシップです。当社は引き続き、幅広い中枢神経疾患への応用が期待できるJ-Brain Cargo技術を当社の注力領域であるライソゾーム病領域以外にも応用するため、パートナーとの提携にも注力してまいります。<別表2:JCRの開発パイプライン>開発番号 (国際一般名)/開発段階/適応症/備考JR-141 (pabinafusp alfa)/グローバル:臨床第III相試験/ムコ多糖症II型(ハンター症候群)/J-Brain Cargo適用・2025年度-2027年度米国・欧州・ブラジルでの承認予定JR-171(lepunafusp alfa)/グローバル:臨床第I/II相試験/ムコ多糖症I型(ハーラー症候群等)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhIII試験JR-162/前臨床/ポンぺ病/J-Brain Cargo適用JR-441/前臨床/ムコ多糖症IIIA型(サンフィリッポ症候群A型)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhI/II試験JR-443/前臨床/ムコ多糖症VII型(スライ症候群)/J-Brain Cargo適用JR-446/前臨床/ムコ多糖症IIIB型(サンフィリッポ症候群B型)/J-Brain Cargo適用・2023年度 PhI/II試験JR-479/前臨床/GM2ガングリオシドーシス(サンドホフ病、テイ・サックス病)/J-Brain Cargo適用・~2025年度 PhI試験JR-471/製法検討/フコシドーシス/J-Brain Cargo適用JR-401X/承認申請/SHOX異常症における低身長/グロウジェクト適応拡大JR-142/国内:臨床第II相試験(症例登録完了) /小児成長ホルモン分泌不全性低身長症/持続型成長ホルモン製剤・2023年度 PhIII試験JR-031HIE/国内:臨床第I/II相試験/新生児低酸素性虚血性脳症/テムセルHS注適応拡大
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