キッセイ、前期経常を67％上方修正

　キッセイ薬品工業 <4547> [東証Ｐ] が4月22日大引け後(16:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の3億円→5億円(前の期は34.7億円)に66.7％上方修正し、減益率が91.4％減→85.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9.8億円の赤字→7.8億円の赤字(前年同期は6.9億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年11月9日に公表いたしました連結業績予想から、売上高は概ね予想通りを見込みます。一方、利益につきましては、医薬品事業及び情報サービス事業の売上原価率が予想より低下する見込みであることに加え、法人税、住民税及び事業税等が予想を下回る見込みであることから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ増益を見込んでおります。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。