テルモの9月中間期業績へ計画上振れで着地、海外カテーテル事業など堅調

　テルモ<4543.T>がこの日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、売上高が従来予想の２７６０億円から２８４０億円（前年同期比１５．９％増）へ、営業利益が３９０億円から４７０億円（同１９．４％増）へ、純利益が２５０億円から３２０億円（同５６．７％増）へ上振れたようだと発表した。

　海外のＴＩＳ（カテーテル）事業やニューロバスキュラー（脳血管）事業の業績が堅調に推移したことが要因としている。

　なお、１８年３月期通期予想については、子会社テルモプエルトリコ社が、ハリケーンの影響を受けて９月２０日以降、生産活動を停止しているものの、その影響を踏まえても売上高５７５０億円（前期比１１．８％増）、営業利益８２０億円（同７．１％増）、純利益５３０億円（同２．３％減）の従来予想は達成できる見通しとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）