259円
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■サクセスH <4833> 165円 (+50円、+43.5%) ストップ高
Success Holders <4833> [東証G]がストップ高。11日の取引終了後、新事業としてITを中心としたコンサルティング事業を開始したと発表しており、好材料視された。新事業では全国の中堅中小企業に対して、事業戦略や営業戦略などの攻めの領域から、内部統制構築やガバナンス強化などの守りの領域までの分野で、ITに関する課題解決を中心に、提案から実行までハンズオンで実施する顧客伴走型のスタイルでサービスを提供する。また、国内大手企業に対しては、特にIT領域に特化したコンサルティングサービスを提供するとしている。
■マニー <7730> 2,085円 (+287円、+16.0%)
東証プライムの上昇率トップ。マニー <7730> [東証P]が4日ぶりに急反騰、年初来高値を更新した。同社は11日取引終了後、23年8月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比15.2%増の71億円としていることや、年間配当計画を前期比3円増配の33円としていることが好感されたようだ。売上高は同14.6%増の234億円を見込む。デンタル関連製品は中国とインドをはじめとする新興国市場での拡販活動によるダイヤバーの増加を予想しているほか、前期に大幅伸長したアイレス針関連製品についても引き続き新型コロナウイルスからの需要回復により売り上げが増えるとみている。
■ディアライフ <3245> 610円 (+72円、+13.4%)
東証プライムの上昇率2位。ディア・ライフ <3245> [東証P]が3日ぶりに急反騰。11日の取引終了後、集計中の22年9月期の連結業績について、純利益が32億円から41億1600万円(前の期比53.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが流入した。あわせて非開示としていた売上高は519億6300万円(同97.1%増)、営業利益は57億6900万円(同43.7%増)になったようだと発表した。昨年10月に子会社化したアイディグループの業績が寄与したほか、良好な不動産市況や世界的な金融緩和を背景に自社開発の都市型マンションや収益不動産の販売が想定以上に好調に推移し最高益を計上する見通し。これに伴い、従来34円としていた期末一括配当を42円(前の期30円)に増額すると発表した。
■トランスG <2342> 342円 (+35円、+11.4%)
トランスジェニック <2342> [東証G]が急反騰。同社は11日、開発したTTRエクソンヒト化マウスについて、23年中の販売開始を目指して農林水産省へのカルタヘナ申請(第2種使用等拡散防止措置確認申請)手続きを進めると発表しており、これが好材料視された。TTR遺伝子は、その変異により産生される変異TTRタンパクがアミロイドとして沈着し、優性遺伝病である家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)を発症させる一方、正常なTTRタンパクの沈着によっても老人性全身性アミロイドーシス(SSA)が発症する。同社のTTRエクソンヒト化マウスは、これらの当該遺伝子を起因とする疾患の治療法の開発・検証に極めて有用と考えられており、TTRを起因とする疾患の治療法の開発・検証を行っている研究機関・研究者に対して今後、より幅広く提供するためにカルタヘナ申請手続きを進めることにしたという。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。
■ソースネクス <4344> 294円 (+20円、+7.3%)
東証プライムの上昇率3位。ソースネクスト <4344> [東証P]が4日続急伸。12日午前10時ごろ、子会社ポケトークが、新製品「ポケトーク同時通訳」を今冬に発売すると発表しており、これが好材料視された。同製品は、リモート会議システムで話したことが翻訳され、画面上に字幕表示できる「ポケトーク字幕」が進化した製品で、字幕だけではなく同時通訳のように、相手の話す言語をリアルタイムで音声と字幕で理解できるようになるサービス。リアルタイムの翻訳音声発話により、専属の同時通訳者がいるかのように円滑なコミュニケーションを実現することができるようになり、オンラインだけでなく対面でも利用できるとしている。
■アークコア <3384> 494円 (+31円、+6.7%)
アークコア <3384> [名証N]が急反発。11日の取引終了後、23年2月期の単独業績予想について、売上高を33億9800万円から47億1900万円(前期比38.9%増)へ、営業利益を1億200万円から2億5900万円(同2.2倍)へ、最終利益を8900万円から3億8100万円(前期3200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。バイク事業が好調に推移し、上期業績が想定を大きく上回ったことが要因としている。また、フィットネス事業の営業店舗について、退店要請を受けて該当する店舗の営業を終了することに伴い、受取補償金2億600万円を特別利益として計上することも寄与する。同時に発表した第2四半期累計(3-8月)決算は、売上高27億6800万円(前年同期比52.0%増)、営業利益2億600万円(同2.4倍)、最終利益2億1800万円(同2.8倍)だった。
■コスモス薬品 <3349> 15,200円 (+780円、+5.4%)
東証プライムの上昇率8位。コスモス薬品 <3349> [東証P]が4日ぶりに急反発。11日の取引終了後に発表した第1四半期(6-8月)の連結決算は、売上高が前年同期比8.8%増の2061億2200万円、純利益が同3.8%増の64億8100万円だった。新規出店や新商圏への店舗網拡大効果が表れ、最終増益での着地となった。9月の月次営業速報で既存店売上高が前年同月比5.4%増と増収基調を継続したことも相まって、買い安心感が広がった。
■プラップJ <2449> 981円 (+35円、+3.7%)
プラップジャパン <2449> [東証S]が大幅高で3日ぶりに反発。12日午後2時ごろ、集計中の22年8月期連結業績について、営業利益が従来予想の3億2000万~4億2000万円のレンジ上限を上回る4億3900万円で着地したようだと発表したことが好感された。会計基準の変更に伴い対前年増減率はないものの、ヘルスケアやIT、危機管理広報コンサルティング、デジタルマーケティングなどクライアントのニーズの高い各種案件の受注が増加した。なかでもデジタルソリューション事業におけるセグメント利益が拡大したことが利益の上振れにつながったという。
■ケーヨー <8168> 918円 (+32円、+3.6%)
ケーヨー <8168> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。11日の取引終了後、主要株主のDCMホールディングス <3050> [東証P]が同日付で、ケーヨー株550万株を買い増したと発表したことが好材料視された。これに伴い、DCMの議決権総数に対する保有割合は9.22%となる。
■ビープラッツ <4381> 1,183円 (+40円、+3.5%)
ビープラッツ <4381> [東証G]が大幅続伸。同社は11日、主力製品であるサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」にミニアプリ対応機能を追加し、トヨタファイナンス(名古屋市西区)が展開する「TFC SubscMall(ティーエフシー サブスクモール)」に同機能が採用されたと発表。これが株価を刺激したようだ。「TFC SubscMall」は、カー用品や暮らしに便利なサービスなどを月々定額で利用できるプラットフォーム。「TFC SubscMall」と各サブスクリプションサービスプロバイダー間での商品情報の提供や受発注、 サブスクリプション契約情報の管理などは、Bplatsのつながる機能で実現しているという。
■プロパスト <3236> 146円 (+4円、+2.8%)
プロパスト <3236> [東証S]が4日続伸。11日の取引終了後に発表した第1四半期(6-8月)単独決算が、売上高77億100万円(前年同期比23.4%増)、営業利益12億6500万円(同23.3%増)、純利益9億2700万円(同45.8%増)と大幅増益となったことが好感された。前年同期に2億円強を売り上げた分譲開発事業は販売物件がなかったものの、賃貸開発事業で7物件、バリューアップ事業で5物件を売却したことが寄与した。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高211億2900万円(前期比19.4%増)、営業利益22億1500万円(同4.2%増)、純利益13億900万円(同15.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■プレイド <4165> 665円 (+17円、+2.6%)
プレイド <4165> [東証G]が4日続伸。12日の寄り前、マーケティングテクノロジーの企画・開発・運営を行うアジト(東京都千代田区)が実施した第三者割当増資を引き受け子会社化したと発表しており、これが好材料視された。アジトは今年2月からインターネット広告におけるファーストパーティ・カスタマー・データの活用を可能にする「KARTE Signals」を提供しており、今回の子会社化により、グループのインターネット広告領域におけるサービスを更に拡充させるのが狙い。取得価額は数億円前半としており、プレイドの出資比率は66.76%になる。なお、同件による集計中の22年9月期業績への影響は軽微としている。
■東映アニメ <4816> 12,930円 (+320円、+2.5%)
東映アニメーション <4816> [東証S]が3日ぶりに反発。SBI証券が11日付で投資判断を新規「買い」、目標株価1万5670円でカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、同社は豊富な自社IPを活用した高収益のライセンスビジネスを展開しており、今後も収益は拡大傾向にあると評価。23年3月期は劇場映画「ドラゴンボール超」(22年6月公開)、「ONE PIECE FILM RED」(22年8月公開)、「SLAM DUNK」(22年12月公開予定)と大型3作品が公開し、トリプルカタリストの到来と考えており、収益モメンタムは強まると指摘している。一方で、これら劇場作品の2次利用(映像配信、ゲーム化、グッズ販売)は通常、映画公開終了から半年後以降に本格化することが多く、24年3月期は大型劇場作品の減少による減収を予想するが、2次利用のプラス効果がある程度期待できるとしている。
■フルマルHD <7128> 3,380円 (+80円、+2.4%)
フルサト・マルカホールディングス <7128> [東証P]が3日ぶりに反発、後場上げ幅を拡大した。12日午前11時30分ごろ、京都大学と「牛の行動とバイタル情報の統合モニタリングシステムの構築」を目的とした共同研究契約を締結したと発表したことが材料視された。この共同研究は、牛のさまざまな行動とバイタル情報をモニタリングできる汎用性の高いシステムの構築を目的としたもので、カメラとマイクによる画像・音声情報と、センサーによるバイタル情報の取得・解析によるシステム化を研究する。なお、同件によるグループ業績への影響は軽微としている。
■東芝 <6502> 5,133円 (+117円、+2.3%)
東芝 <6502> [東証P]が反発。日本経済新聞電子版が11日、「東芝が再編案について国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に優先交渉権を与えたことが11日、わかった」と報じており、これが買い手掛かりになったようだ。JIP案では中部電力 <9502> [東証P]やオリックス <8591> [東証P]など日本企業が出資する計画にある。1次入札でJIPと連携していた産業革新投資機構(JIC)は、米ベインキャピタルと連合を組む方向で検討しているという。
■ミクロン <6159> 1,478円 (+33円、+2.3%)
ミクロン精密 <6159> [東証S]が5日続伸。11日の取引終了後、集計中の22年8月期連結業績について、純利益が2億9900万円から12億2600万円(前の期比2.7倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。為替が円安傾向で推移したことにより、営業外収益で為替差益12億7800万円を計上することが要因としている。なお、業績上振れに伴い期末配当は従来予想の7円から8円に引き上げた。
■サイバーリン <3683> 1,140円 (+23円、+2.1%)
サイバーリンクス <3683> [東証P]が3日ぶりに反発。11日の取引終了後、和歌山県でドコモショップを運営するモバイル・メディア・リンク(和歌山市)とケイオープラン(那智勝浦町)を株式交換により吸収合併すると発表しており、好材料視された。モバイル・メディア・リンクは和歌山市内にドコモショップを2店舗、ケイオープランは県南部にドコモショップを2店舗それぞれ展開しており、両社と合併することにより、和歌山県内のドコモショップ全23店舗のうち11店舗をサイバーリンが運営することになる。なお、同件による22年12月期業績への影響は軽微としている。
■フリュー <6238> 1,111円 (+20円、+1.8%)
フリュー <6238> [東証P]が上伸。12日午前10時15分ごろ、放送中のテレビアニメ「チェンソーマン」より主人公の上司・マキマをフィギュア化し、MAPPA(東京都杉並区)との共同製作となる「マキマ1/7スケールフィギュア」を発売すると発表しており、これが好感された。「チェンソーマン」は超絶的な存在である悪魔がはびこる世界を舞台に、デビルハンターを営む主人公・デンジの活躍が描かれている人気作品。今回、デンジの上司で公安対魔特異4課に所属し、内閣官房長官直属のデビルハンターであるヒロイン・マキマをフィギュア化。キャラクターの特徴であるミステリアスな表情に、お決まりのスーツ姿で再現したという。
■Fスターズ <3687> 1,046円 (+18円、+1.8%)
フィックスターズ <3687> [東証P]が3日ぶりに反発。寄り付き後は売りが先行したが、12日午前11時に同社などが開発・運用する量子コンピューティングクラウドサービス「Fixstars Amplify」について、住友商事 <8053> [東証P]とパートナー契約を締結したと発表したことが手掛かり材料となり、上げに転じた。住友商が目指す物流業界向けシステムの開発・導入をFスターズが支援し、同業界の課題解決を目指すという。
■ハブ <3030> 655円 (+11円、+1.7%)
ハブ <3030> [東証P]が続伸。11日取引終了後、一部商品の価格改定を実施すると発表した。仕入価格の上昇による飲食業界への悪影響が指摘されるなか、値上げによる業績下支え効果を期待した買いが入ったようだ。同社は足もとの物価高を受け、11月1日に英国風パブの「HUB」と「82」の全店舗を対象に、約5%の値上げに踏み切るとしている。
※12日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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