決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＨＥＲＯＺ、インスペック、ユークス (12月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月5日から6日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　インスペック <6656>
　20年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比30.2％増の1億5100万円に拡大し、通期計画の2億9000万円に対する進捗率は52.1％に達し、さらに前年同期の41.3％も上回った。

★No.2　ＨＥＲＯＺ <4382>
　20年4月期第2四半期累計(5-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.9％増の2.3億円に伸びたが、通期計画の5.1億円に対する進捗率は46.7％にとどまり、前年同期の55.2％も下回った。

★No.5　日本スキー <6040>
　20年7月期の連結最終利益を従来予想の4億4000万円→5億円(前期は6億0700万円)に13.6％上方修正し、減益率が27.5％減→17.6％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6656> インスペック 　東２ 　 +17.46 　 12/ 6　　上期　　　 30.17
<4382> ＨＥＲＯＺ 　　東Ｍ 　 +14.39 　 12/ 6　　上期　　　　3.93
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +2.30 　 12/ 6　　　3Q　　　　赤転
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +1.62 　 12/ 6　　上期　　　-35.83
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 +0.46 　 12/ 6　　　1Q　　　　赤拡

<7878> 光・彩 　　　　ＪＱ　　 +0.29 　 12/ 6　　　3Q　　　 14.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース