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タキロンシーアイのニュース
■APAMAN <8889> 607円 (+100円、+19.7%) ストップ高
APAMAN <8889> [東証S]がストップ高。前週末2日の取引終了後、MBOの一環として、大村浩次社長が代表を務めるASN(東京都港区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の729円にサヤ寄せする格好となっている。非公開化により、機動的かつ積極的な意思決定体制を構築するのが狙い。買付予定数は1835万3543株(下限1193万1400株、上限設定なし)、買付期間は8月5日から9月17日までを予定している。また、TOB成立後、APAMANは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株式を2日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
■アバントG <3836> 1,426円 (+205円、+16.8%)
東証プライムの上昇率トップ。アバントグループ <3836> [東証P]が急反騰。企業の連結会計ソフトの開発を手掛けるが、業績は急拡大路線を走っており、2日に発表した24年6月期決算は営業利益が前の期比25%増の40億9900万円と過去最高利益を大幅に更新した。続く25年6月期は前期比20%増の49億円予想と急成長が続く見通し。好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は前期実績に6円増配となる25円を計画する。これらを評価する形で投資資金を呼び込んだ。
■タキロンCI <4215> 895円 (+102円、+12.9%)
東証プライムの上昇率2位。タキロンシーアイ <4215> [東証P]が3日ぶり急反騰。同社を巡っては5日に決算を開示すると伝わっていた。通例では午後2時に適時開示を行っていた同社だが、同時刻に決算発表がなかった。これを受けて、引け後に大きな株高材料が発表されるとの思惑が個人投資家を中心に台頭し、買いを誘う格好となったようだ。
■クラウドW <3900> 1,019円 (+80円、+8.5%) 一時ストップ高
クラウドワークス <3900> [東証G]が3日ぶり急反発、一時ストップ高となった。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年10月-24年6月)連結決算が、売上高124億900万円(前年同期比28.1%増)、営業利益10億7000万円(同30.4%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。主力のマッチング事業で、取引額の総額を示すGMV(流通取引総額)が205億9850万8000円(同21.6%増)と増加したことが業績押し上げに貢献した。また、ビジネス向けSaaS事業で従業員の工数を可視化する生産性向上SaaS「クラウドログ」の導入が大企業や成長企業を中心に進んだほか、4月にAI techを子会社化したことも寄与した。なお、24年9月期通期業績予想は、売上高158億6000万円(前期比20.1%増)、営業利益12億7000万円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、期末配当で18円の初配当を実施すると発表。また、24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のQUOカードを贈呈する上場10周年記念株主優待を実施すると発表しており、これらも好材料視された。
■アグロカネシ <4955> 1,080円 (+63円、+6.2%)
アグロ カネショウ <4955> [東証S]が3日ぶり急反発。前週末2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1-6月)連結業績について、営業利益が従来予想の10億4000万円から11億8600万円(前年同期比62.5%増)へ、純利益が5億9800万円から7億8700万円(同58.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主要剤の土壌消毒剤「バスアミド微粒剤」「ネマキック粒剤」が、適用対象作物の販売価格の低迷などにより国内の需要が減少したことに加えて、海外向け「D-D」で需要に対して供給が間に合わなかったことなどが響き、売上高は90億6500万円から87億3500万円(同9.4%増)へ下方修正した。一方で、研究開発費用の期中の進捗が計画未達となり、販管費が想定を下回ったことから利益は上振れたとしている。また同時に、期末配当予想を16円から34円へ増額修正しており、これも好材料視された。年間配当予想は50円となり、前期実績の32円に対して18円の増配になる予定だ。
■亀田製菓 <2220> 4,265円 (+120円、+2.9%)
東証プライムの上昇率5位。亀田製菓 <2220> [東証P]が3日ぶり反発。前週末2日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1000億円から1020億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を45億円から50億円(同11.9%増)へ、純利益を29億円から38億円(同68.4%増)へ上方修正したことが好感された。国内米菓事業の収益性改善に向けた取り組みが想定以上の成果を上げていることに加えて、食品事業における長期保存食の需要が好調に推移していることが業績を押し上げるとしている。なお、第1四半期(4-6月)決算は、売上高240億6600万円(前年同期比8.3%増)、営業利益10億7400万円(同53.5%増)、純利益11億9100万円(同49.3%増)となった。前期に実施した商品の価格改定・規格変更の効果などで国内米菓事業が好調に推移したことが牽引した。
■JMDC <4483> 3,066円 (+53円、+1.8%)
東証プライムの上昇率9位。JMDC <4483> [東証P]が5日ぶり反発。前週末2日の取引終了後に発表した7-9月期業績予想で、売上高102億7700万円(前年同期比45.8%増)、営業利益17億1000万円(同61.9%増)と大幅増収増益を見込むと発表したことが好感された。ヘルスビックデータの事業領域の拡大により、売上高・利益ともに例年以上に力強い成長となる見込みとしている。同時に発表した第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高84億2200万円(前年同期比25.7%増)、営業利益10億8900万円(同57.2%減)と大幅減益となった。前年同期に子会社譲渡及び子会社役員退職慰労引当金の戻入があった反動が大きく、その影響を除くと、38%増収、20%営業増益となったという。ヘルスビックデータセグメントの高成長と、遠隔医療セグメントの安定的な収益貢献が寄与した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高430億円(前期比32.8%増)、営業利益93億円(同32.7%増)の従来見通しを据え置いている。
※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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