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日本ゼオンのニュース
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい
■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:アイシン、3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化
■ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい
12日の日本株市場は、売り一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが164ドル安だった。新型コロナウイルス感染拡大で中国都市の一部が再び都市封鎖入りし、世界経済の成長を一段と妨げるとの懸念が高まった。また、今週発表されるインフレ指標や企業決算シーズン入りで冴えない見通しなどを警戒した売り圧力も強く、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26585円。円相場は1ドル137円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、中国の行動制限については、昨日のザラ場で中国市場の弱い値動きを嫌気する場面も見られていたこともあり、改めて売り直す動きはそれ程強まらないと見られる。とはいえ、13日の米CPIの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの模様眺めムードは強まりやすく、積極的に買い上がる動きは考えづらいところだ。日経平均は27000円回復で、いったんは目先的な達成感も意識されやすく、同水準での戻り売りに対して、25日線水準での押し目狙いのスタンスといったトレードに向かわせよう。
また、国内では長期安定政権を評価する動きのほか、日銀の金融緩和政策の継続によって、押し目では海外勢の資金流入の動きは意識されやすい。短期的に売り仕掛けてくる局面があるようだと、その後のリバウンドを狙ったスタンスになりそうだ。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で再び14.00倍を下回ってきており、直近のダブルボトム形成が意識されていた水準を下回ってきた。ハイテク株の一角には格下げの動きも観測されているなか、ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすいと考えられる。
また、米国ではNYダウ、S&P500は25日線に上値を抑えられる格好であり、リバウンドの過程では強弱感が対立しやすいところ。ナスダックは直近で25日線を上回り、昨日の調整では同線の攻防を見せている。明確に割り込んでくるようだと、一段とハイテク株への物色は避けられそうである。ディフェンシブ系のほか、政策期待に絡んだテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いの動きになろう。
■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る
ローソン<2651>が発表した第1四半期業績は、営業総収入が前年同期比40.5%増の2377.56億円、営業利益は同25.1%増の132.79億円だった。コンセンサス(100億円程度)を上回る。主力の国内コンビニ事業や高品質スーパーの成城石井で総菜などが好調だった。まん延防止等重点措置の解除で人流が回復し、エンタテインメント関連事業のチケット取扱高も伸びた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26812.30、+295.11)
・1ドル=137.30-40円
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・アイシン<7259>3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化
・CKD<6407>石川・小松に新工場、半導体装置向け機器生産、投資120億円
・ブリヂストン<5108>航空機用リトレッドタイヤ、タイに生産集約
・ANA<9202>貨物専用機「777—8F」を発注、米ボーイングに2機
・スター精密<7718>欧拠点の規模拡大、事業費41%増、販売・サービス機能強化
・シャープ<6753>家電部品リサイクル推進、洗濯槽で実績、水平展開狙う
・東芝<6502>橋梁内部の損傷解析、マップで色分け、可視化技術
・TIS<3626>中国でMaaS事業、現地自動運転EVに出資
・東ソー<4042>高品質に素材再生、使用済み複合プラ向け添加剤投入へ
・三洋化成<4471>タイで永久帯電防止剤、生産設備稼働
・日本ゼオン<4205>AIで複雑材料系の特性予測、日本ゼオンなど技術開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、5月:+9.1%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい
■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:アイシン、3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化
■ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい
12日の日本株市場は、売り一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが164ドル安だった。新型コロナウイルス感染拡大で中国都市の一部が再び都市封鎖入りし、世界経済の成長を一段と妨げるとの懸念が高まった。また、今週発表されるインフレ指標や企業決算シーズン入りで冴えない見通しなどを警戒した売り圧力も強く、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26585円。円相場は1ドル137円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、中国の行動制限については、昨日のザラ場で中国市場の弱い値動きを嫌気する場面も見られていたこともあり、改めて売り直す動きはそれ程強まらないと見られる。とはいえ、13日の米CPIの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの模様眺めムードは強まりやすく、積極的に買い上がる動きは考えづらいところだ。日経平均は27000円回復で、いったんは目先的な達成感も意識されやすく、同水準での戻り売りに対して、25日線水準での押し目狙いのスタンスといったトレードに向かわせよう。
また、国内では長期安定政権を評価する動きのほか、日銀の金融緩和政策の継続によって、押し目では海外勢の資金流入の動きは意識されやすい。短期的に売り仕掛けてくる局面があるようだと、その後のリバウンドを狙ったスタンスになりそうだ。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で再び14.00倍を下回ってきており、直近のダブルボトム形成が意識されていた水準を下回ってきた。ハイテク株の一角には格下げの動きも観測されているなか、ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすいと考えられる。
また、米国ではNYダウ、S&P500は25日線に上値を抑えられる格好であり、リバウンドの過程では強弱感が対立しやすいところ。ナスダックは直近で25日線を上回り、昨日の調整では同線の攻防を見せている。明確に割り込んでくるようだと、一段とハイテク株への物色は避けられそうである。ディフェンシブ系のほか、政策期待に絡んだテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いの動きになろう。
■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る
ローソン<2651>が発表した第1四半期業績は、営業総収入が前年同期比40.5%増の2377.56億円、営業利益は同25.1%増の132.79億円だった。コンセンサス(100億円程度)を上回る。主力の国内コンビニ事業や高品質スーパーの成城石井で総菜などが好調だった。まん延防止等重点措置の解除で人流が回復し、エンタテインメント関連事業のチケット取扱高も伸びた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26812.30、+295.11)
・1ドル=137.30-40円
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・アイシン<7259>3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化
・CKD<6407>石川・小松に新工場、半導体装置向け機器生産、投資120億円
・ブリヂストン<5108>航空機用リトレッドタイヤ、タイに生産集約
・ANA<9202>貨物専用機「777—8F」を発注、米ボーイングに2機
・スター精密<7718>欧拠点の規模拡大、事業費41%増、販売・サービス機能強化
・シャープ<6753>家電部品リサイクル推進、洗濯槽で実績、水平展開狙う
・東芝<6502>橋梁内部の損傷解析、マップで色分け、可視化技術
・TIS<3626>中国でMaaS事業、現地自動運転EVに出資
・東ソー<4042>高品質に素材再生、使用済み複合プラ向け添加剤投入へ
・三洋化成<4471>タイで永久帯電防止剤、生産設備稼働
・日本ゼオン<4205>AIで複雑材料系の特性予測、日本ゼオンなど技術開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、5月:+9.1%)
<海外>
・特になし <ST>
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