個別銘柄戦略:積水化学やアドバンテスに注目

先週末4日の米国市場はNYダウが372.68ドル高の26573.72、ナスダック総合指数が110.21pt高の7982.47、シカゴ日経225先物が大阪日中比215円高の21535円。週明け7日早朝の為替は1ドル＝106円70-80銭と、先週末の大引け時点とほぼ同水準。本日の東京市場は先週末の米国株高、とりわけハイテク株の上昇を好感して村田製<6981>やキーエンス<6861>、SMC<6273>などの堅調が予想され、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>もしっかりとした値動きとなろう。ただ、為替が依然として1ドル=106円台にあり、円高・ドル安基調が続いているため、輸出セクターの中でもトヨタ<7203>をはじめとする自動車株は上値が限られそうだ。また、米長期金利の低下から三菱UFJ<8306>など大手銀行株は弱含みとなろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された信越化<4063>、積水化<4204>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、SUBARU<7270>、オリンパス<7733>などに注目。 ＜US＞