決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … クスリアオキ、平和堂、大有機 (7月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　クスリアオキ <3549>
　20年5月期の連結経常利益は前の期比15.1％増の168億円になり、従来予想の129億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.2　大有機 <4187>
　20年11月期第2四半期累計(19年12月-20年5月)の連結経常利益は前年同期比35.6％増の24.5億円に拡大し、通期計画の39.1億円に対する進捗率は62.8％に達し、5年平均の48.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3549> クスリアオキ 　東１ 　 +10.99 　　7/ 2　本決算　　　　0.42
<4187> 大有機 　　　　東１　　 +0.99 　　7/ 2　　上期　　　 35.60
<8276> 平和堂 　　　　東１　　 +0.65 　　7/ 2　　　1Q　　　-34.63

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース