ステラケミ、今期経常を20％下方修正

　ステラ　ケミファ <4109> が2月7日大引け後(15:20)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.6％減の16.1億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の25.5億円→20.5億円(前期は38.1億円)に19.6％下方修正し、減益率が33.1％減→46.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.9億円→10.9億円(前年同期は14.4億円)に31.3％減額し、一転して24.1％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.9％減の6.5億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の7.8％→8.6％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、2019 年7 月に開始された韓国向け半導体材料に係る輸出管理強化および輸出貿易管理令の一部改正の影響により期初想定を大きく下回る見込みとなりました。利益面については、製造原価の低減や経費節減に努めてまいりましたが、売上高減少の影響を補うまでには至らず、前回発表予想を下回る見込みです。