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ステラ ケミファのニュース
「電気自動車関連」に人気化機運再び、中国をはじめEVシフト加速へ<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 ワイヤレス充電
2 人工知能
3 5G
4 サイバーセキュリティ
5 全固体電池
6 QRコード
7 半導体
8 半導体製造装置
9 電線地中化
10 情報セキュリティ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が27位にランキングされている。
自動車の環境規制強化の動きを背景に世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まっている。世界最大の自動車市場である中国は国家戦略としてEV普及に向けた政策を加速させている。また欧州でも北欧をはじめ、ガソリン車からEVへの移行を積極的に推進、米国ではZEV規制の強化で今年からハイブリッド車が完全に対象外となるなど、EV全盛時代の到来を意識させる流れだ。
中国では新興国ならではの強みとして「リープフロッグ」と呼ばれる、段階を踏まないで技術や経済環境が飛躍的に伸びるケースも目立っている。代表的な例としては固定電話のインフラを整備する段階を踏まずに携帯電話が主流となり、しかもスマートフォンが爆発的に普及してしまうような状況がそれにあたる。中国はEV分野でこのリープフロッグを狙っている。
トヨタ自動車<7203.T>は2020年に新型EVを世界に先駆して中国で発売する計画を進めているが、他の国内自動車メーカーも同様にEVの需要獲得に躍起だ。マツダ<7261.T>も中国大手と共同開発したEV販売の早晩実現を目指し前向きに取り組んでいる。また、日産自動車<7201.T>は直近、2020年をメドに栃木工場で高級タイプのEV量産に向け動き出す方針が伝わっている。
このような大手自動車メーカーの動きに追随して、EVの基幹部品や素材を手掛ける企業にも商機が膨らんでいる。動力源のリチウムイオン電池ではジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>や古河電池<6937.T>のほか、電池の心臓部分にあたる正極材で田中化学研究所<4080.T>、新日本電工<5563.T>、戸田工業<4100.T>、負極材では昭和電工<4004.T>や東海カーボン<5301.T>、日本カーボン<5302.T>、電解質(電解液)ではステラ ケミファ<4109.T>、関東電化工業<4047.T>などがマークされる。
また、現行のリチウムイオン電池に続く次世代2次電池として全固体電池や、ワイヤレス充電を含んだ充電機器関連メーカーなどへの注目度も高い。EVボディの軽量化に絡む炭素繊維関連企業にも収益チャンスが広がることになる。直近、帝人<3401.T>は中国で自動車部品に使用する軽量素材の新工場を建設する方針が伝えられたが、ここではガラス繊維強化樹脂(GFRP)を製造し、EVのバッテリーボックスや構造部品用などが主要な対象となる。こうした動きは、他の化学メーカーから今後相次ぐ可能性もある。
出所:minkabuPRESS
1 ワイヤレス充電
2 人工知能
3 5G
4 サイバーセキュリティ
5 全固体電池
6 QRコード
7 半導体
8 半導体製造装置
9 電線地中化
10 情報セキュリティ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が27位にランキングされている。
自動車の環境規制強化の動きを背景に世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まっている。世界最大の自動車市場である中国は国家戦略としてEV普及に向けた政策を加速させている。また欧州でも北欧をはじめ、ガソリン車からEVへの移行を積極的に推進、米国ではZEV規制の強化で今年からハイブリッド車が完全に対象外となるなど、EV全盛時代の到来を意識させる流れだ。
中国では新興国ならではの強みとして「リープフロッグ」と呼ばれる、段階を踏まないで技術や経済環境が飛躍的に伸びるケースも目立っている。代表的な例としては固定電話のインフラを整備する段階を踏まずに携帯電話が主流となり、しかもスマートフォンが爆発的に普及してしまうような状況がそれにあたる。中国はEV分野でこのリープフロッグを狙っている。
トヨタ自動車<7203.T>は2020年に新型EVを世界に先駆して中国で発売する計画を進めているが、他の国内自動車メーカーも同様にEVの需要獲得に躍起だ。マツダ<7261.T>も中国大手と共同開発したEV販売の早晩実現を目指し前向きに取り組んでいる。また、日産自動車<7201.T>は直近、2020年をメドに栃木工場で高級タイプのEV量産に向け動き出す方針が伝わっている。
このような大手自動車メーカーの動きに追随して、EVの基幹部品や素材を手掛ける企業にも商機が膨らんでいる。動力源のリチウムイオン電池ではジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>や古河電池<6937.T>のほか、電池の心臓部分にあたる正極材で田中化学研究所<4080.T>、新日本電工<5563.T>、戸田工業<4100.T>、負極材では昭和電工<4004.T>や東海カーボン<5301.T>、日本カーボン<5302.T>、電解質(電解液)ではステラ ケミファ<4109.T>、関東電化工業<4047.T>などがマークされる。
また、現行のリチウムイオン電池に続く次世代2次電池として全固体電池や、ワイヤレス充電を含んだ充電機器関連メーカーなどへの注目度も高い。EVボディの軽量化に絡む炭素繊維関連企業にも収益チャンスが広がることになる。直近、帝人<3401.T>は中国で自動車部品に使用する軽量素材の新工場を建設する方針が伝えられたが、ここではガラス繊維強化樹脂(GFRP)を製造し、EVのバッテリーボックスや構造部品用などが主要な対象となる。こうした動きは、他の化学メーカーから今後相次ぐ可能性もある。
出所:minkabuPRESS
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