セ硝子、今期経常を6％上方修正

　セントラル硝子 <4044> が11月1日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は41.3億円の黒字(前年同期は10億円の赤字)に浮上し、従来予想の30億円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→85億円(前期は47.4億円)に6.3％上方修正し、増益率が68.5％増→79.0％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の35億円→25億円(前期は12.3億円)に28.6％下方修正し、増益率が2.8倍→2.0倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比24.2％減の43.6億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は17.7億円の黒字(前年同期は22.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.0％→1.5％に大幅改善した。

株探ニュース