住友精化、今期経常を10％下方修正

　住友精化 <4008> [東証Ｐ] が2月6日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.7％減の69.2億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→90億円(前期は109億円)に10.0％下方修正し、減益率が8.5％減→17.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54.8億円→44.8億円(前年同期は31.7億円)に18.2％減額し、増益率が73.0％増→41.5％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.1％増の24億円となったが、売上営業利益率は前年同期の10.0％→6.8％に大幅悪化した。

株探ニュース