レゾナック・ホールディングス <4004> [東証Ｐ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は464億円の黒字(前年同期は71.5億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の510億円の黒字→615億円の黒字(前期は147億円の赤字)に20.6％上方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の345億円の黒字→320億円の黒字(前期は189億円の赤字)に7.2％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の205億円の黒字→310億円の黒字(前年同期は34.1億円の赤字)に51.2％増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の160億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.7％→8.6％に急改善した。