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<動意株・9日>(大引け)=川崎汽、ノジマ、リミックスなど
川崎汽船<9107.T>=後場急伸。午前11時30分ごろに発表した23年3月期業績予想で、売上高7800億円(前期比3.0%増)、営業利益410億円(同2.3倍)、純利益4600億円(同28.4%減)と営業増益を見込むことが好感されている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた自動車船事業の回復を見込む。また、サプライチェーンの混乱により需給が逼迫し運賃率が高水準で推移したコンテナ船事業は、市況の調整が予想されるものの、依然として高い水準が継続すると予想する。なお、22年3月期決算は、売上高7569億8300万円(前の期比21.0%増)、営業利益176億6300万円(前の期212億8600万円の赤字)、純利益6424億2400万円(前の期比5.9倍)だった。
ノジマ<7419.T>=4連騰で年初来高値を更新。前週末6日の取引終了後に発表した23年3月期連結業績予想で、売上高5650億円(前期比横ばい)、営業利益340億円(同2.5%増)、純利益250億円(同3.3%減)と営業増益を見込み、年間配当予想を前期比2円増の52円を予定していることが好感されている。同社では今年4月に「省エネコンサルタント」制度を新設するなどコンサルティング力の強化を図っており、こうした取り組みやデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みにより増収増益を目指すという。なお、22年3月期決算は、売上高5649億8900万円(前の期比8.0%増)、営業利益331億6600万円(同2.0%減)、純利益258億6200万円(同51.0%減)だった。
リミックスポイント<3825.T>=上昇加速で新高値。正午ごろ、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が273億8700万円から287億5300万円(前の期比2.2倍)へ、営業利益が63億2000万円から82億500万円(前の期28億8800万円の赤字)へ、最終利益が50億6000万円から69億1300万円(同29億7400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、物色の矛先が向かった。電力先物市場における取引価格が上昇したことで電力先物取引証拠金について期末に実現損益及び評価損益を計上したことに加えて、暗号資産交換業を営む連結子会社ビットポイントジャパンが、エイダ(ADA)やジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)などの取り扱いを開始し販売所取引の取引量が増えたことなどが寄与した。
アートスパークホールディングス<3663.T>=5日ぶり急反騰。一時11%高の909円と4月21日ザラ場以来となる900円台を一気に回復した。前週末6日取引終了後に発表した22年12月期第1四半期(22年1~3月)決算は、営業利益が前年同期比8.4%増の4億5600万円と増益を果たした。対通期進捗率は23%にとどまったが、対中間期(1~6月)進捗率では62%に達していることで、これを評価する買いが入った。もっとも、決算発表後のPTSでは安くなっており、きょうも朝方取引開始前は売り優勢との見方が強かった。市場では「(第1四半期は)サプライズ決算とは決して言えない内容だったが、決算前に外資系経由で貸株調達による空売りが高水準に入っていたことから、そのショートカバーを誘発した」(国内証券ストラテジスト)という見方が示されていた。同社のイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」がドル箱商品として収益を牽引しているほか、写真や画像を3D化するメタバースサービスへの展開にも傾注しており、業容拡大への期待が強い。
リリカラ<9827.T>=急伸。前週末6日の取引終了後、22年12月期第1四半期(1~3月)の決算を発表。営業利益が前年同期比4.7倍の4億2700万円となっており、これを好感した買いが入っているようだ。新設住宅着工戸数が堅調に推移するなか、製品の見本帳を増刷発行して拡販に努めたことが奏功した。売上高については会計基準変更の影響で単純比較はできないものの、前年同期実績(84億7100万円)からほぼ横ばいの84億5700万円で着地した。
すららネット<3998.T>=大幅反発。前週末6日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高5億5900万円、営業利益2億3100万円、純利益1億6600万円となり、前年同期は単独決算のため比較はないものの、単独決算との比較では実質12%増収、26%営業増益となったことが好感されている。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う通塾の自粛により、塾マーケットでは生徒数が減少したものの、20年度から始まった政府のGIGAスクール構想などの効果で学校マーケットは堅調だった。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高24億2600万円、営業利益4億7600万円、純利益3億500万円の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ノジマ<7419.T>=4連騰で年初来高値を更新。前週末6日の取引終了後に発表した23年3月期連結業績予想で、売上高5650億円(前期比横ばい)、営業利益340億円(同2.5%増)、純利益250億円(同3.3%減)と営業増益を見込み、年間配当予想を前期比2円増の52円を予定していることが好感されている。同社では今年4月に「省エネコンサルタント」制度を新設するなどコンサルティング力の強化を図っており、こうした取り組みやデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みにより増収増益を目指すという。なお、22年3月期決算は、売上高5649億8900万円(前の期比8.0%増)、営業利益331億6600万円(同2.0%減)、純利益258億6200万円(同51.0%減)だった。
リミックスポイント<3825.T>=上昇加速で新高値。正午ごろ、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が273億8700万円から287億5300万円(前の期比2.2倍)へ、営業利益が63億2000万円から82億500万円(前の期28億8800万円の赤字)へ、最終利益が50億6000万円から69億1300万円(同29億7400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、物色の矛先が向かった。電力先物市場における取引価格が上昇したことで電力先物取引証拠金について期末に実現損益及び評価損益を計上したことに加えて、暗号資産交換業を営む連結子会社ビットポイントジャパンが、エイダ(ADA)やジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)などの取り扱いを開始し販売所取引の取引量が増えたことなどが寄与した。
アートスパークホールディングス<3663.T>=5日ぶり急反騰。一時11%高の909円と4月21日ザラ場以来となる900円台を一気に回復した。前週末6日取引終了後に発表した22年12月期第1四半期(22年1~3月)決算は、営業利益が前年同期比8.4%増の4億5600万円と増益を果たした。対通期進捗率は23%にとどまったが、対中間期(1~6月)進捗率では62%に達していることで、これを評価する買いが入った。もっとも、決算発表後のPTSでは安くなっており、きょうも朝方取引開始前は売り優勢との見方が強かった。市場では「(第1四半期は)サプライズ決算とは決して言えない内容だったが、決算前に外資系経由で貸株調達による空売りが高水準に入っていたことから、そのショートカバーを誘発した」(国内証券ストラテジスト)という見方が示されていた。同社のイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」がドル箱商品として収益を牽引しているほか、写真や画像を3D化するメタバースサービスへの展開にも傾注しており、業容拡大への期待が強い。
リリカラ<9827.T>=急伸。前週末6日の取引終了後、22年12月期第1四半期(1~3月)の決算を発表。営業利益が前年同期比4.7倍の4億2700万円となっており、これを好感した買いが入っているようだ。新設住宅着工戸数が堅調に推移するなか、製品の見本帳を増刷発行して拡販に努めたことが奏功した。売上高については会計基準変更の影響で単純比較はできないものの、前年同期実績(84億7100万円)からほぼ横ばいの84億5700万円で着地した。
すららネット<3998.T>=大幅反発。前週末6日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高5億5900万円、営業利益2億3100万円、純利益1億6600万円となり、前年同期は単独決算のため比較はないものの、単独決算との比較では実質12%増収、26%営業増益となったことが好感されている。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う通塾の自粛により、塾マーケットでは生徒数が減少したものの、20年度から始まった政府のGIGAスクール構想などの効果で学校マーケットは堅調だった。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高24億2600万円、営業利益4億7600万円、純利益3億500万円の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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