カヤック、前期経常を26％上方修正・最高益予想を上乗せ

　カヤック <3904> [東証Ｍ] が1月19日大引け後(15:30)に業績修正を発表。16年12月期の連結経常利益を従来予想の5.3億円→6.7億円(前の期は3.9億円)に26.4％上方修正し、増益率が34.2％増→69.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→4億円(前年同期は1.9億円)に52.0％増額し、増益率が41.6％増→2.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　ソーシャルゲームサービスの既存タイトルが当社グループの組織力拡大及び運営力の向上等を背景として好調に推移しており、売上高が当初の想定を上回るペースで成長を続けております。平成28年12月期の通期連結業績予想につきましては、新規タイトルの開発や新技術への投資も積極的に行っておりますが、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想をそれぞれ上回る見通しとなったことから、上方修正しております。（注）上記予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる結果となる可能性があります。