636円
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日経平均株価
始値 33477.47
高値 33571.73(14:20)
安値 33411.24(09:26)
大引け 33539.62(前日比 -141.62 、 -0.42% )
売買高 10億9423万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6966億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は141円安と5日ぶり反落、急激な円高進行を警戒
2.前日のNYダウは続伸し最高値、米早期利下げへの期待が続く
3.米金利の低下で1ドル=141円前半へ円高進み輸出関連株が安い
4.レーザーテクや東エレク、アドテストといった半導体関連株が軟調
5.トヨタや日産自、キヤノン、郵船なども円高を警戒し売りが先行
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比111ドル高と続伸した。手がかり材料の乏しいなか、根強い米早期利下げ期待を背景に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は5日ぶりに反落。為替の円高が進むなか、輸出関連株を中心に利益確定売りが優勢となった。
前日の米株式市場では、NYダウが続伸し最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待が相場を押し上げた。ただ、米長期金利が低下するなか、為替市場では1ドル=141円台前半へドル安・円高が進行した。急激な円高を受けたこの日の東京市場では、半導体や自動車など輸出関連株を中心に売りが膨らみ日経平均は一時、200円を超す下落となった。ただ、売り一巡後は下げ渋り、日経平均は3万3500円前後での一進一退が続いた。本日は12月末の配当権利落ち日で、日経平均を50円ほど押し下げる要因となった。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が安く、トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>など自動車株も値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が軟調で、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株も値を下げた。キヤノン<7751>やキーエンス<6861>も安い。
半面、日本製鉄<5401>や神戸製鋼所<5406>が高く、三菱重工業<7011>やダイキン工業<6367>、信越化学工業<4063>が値を上げた。任天堂<7974>やリクルートホールディングス<6098>が堅調。三菱商事<8058>や三井物産<8031>もしっかり。すかいらーくホールディングス<3197>やメルカリ<4385>が上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、村田製 <6981>、リクルート <6098>、ニデック <6594>、スズキ <7269>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。うち17円は信越化1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、トレンド <4704>、東エレク <8035>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約99円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)保険業、(3)非鉄金属、(4)繊維製品、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)ゴム製品、(4)食料品、(5)不動産業。
■個別材料株
△麻生フオーム <1730> [東証S]
東証が信用規制に関する臨時措置を解除。
△ユーグレナ <2931> [東証P]
「サステオ」普及目指しシナネンなどと協業開始。
△まぐまぐ <4059> [東証S]
ジム・ロジャーズ氏の有料メルマガ配信開始を材料視。
△セプテニHD <4293> [東証S]
オアシスが9.9%保有。
△BASE <4477> [東証G]
「Pay ID」の累計登録者数が1300万人突破。
△DIC <4631> [東証P]
オアシスの大量保有で思惑買い。
△BTM <5247> [東証G]
伊予銀とビジネスマッチング契約を締結。
△ACSL <6232> [東証G]
台湾XQTIとの販売店契約締結を材料視。
△瑞光 <6279> [東証P]
第3四半期累計の経常利益が通期計画上回る。
△インターアク <7725> [東証P]
イメージセンサ検査関連製品の大口受注獲得。
▼トレンド <4704> [東証P]
配当権利落ちで処分売りが優勢。
▼FフォースG <7068> [東証G]
のれんの減損損失計上で11月中間期最終益は計画下振れ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)瑞光 <6279>、(2)ケアネット <2150>、(3)インターアク <7725>、(4)Jディスプレ <6740>、(5)大幸薬品 <4574>、(6)Jテック・C <3446>、(7)三益半導 <8155>、(8)恵和 <4251>、(9)レノバ <9519>、(10)リンクユー <4446>。
値下がり率上位10傑は(1)トレンド <4704>、(2)NJS <2325>、(3)バリューHR <6078>、(4)ランドコンピ <3924>、(5)gumi <3903>、(6)ブロンコB <3091>、(7)イーレックス <9517>、(8)アルプス技 <4641>、(9)地主 <3252>、(10)北越コーポ <3865>。
【大引け】
日経平均は前日比141.62円(0.42%)安の3万3539.62円。TOPIXは前日比3.38(0.14%)安の2362.02。出来高は概算で10億9423万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1009、値下がり銘柄数は592となった。東証グロース250指数は707.50ポイント(15.92ポイント高)。
[2023年12月28日]
株探ニュース
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