ＭＤＶが４日ぶり反発、６月中間期業績が営業黒字に浮上

　メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が４日ぶりに反発している。１４日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１～６月）連結決算が、売上高１３億３３００万円（前年同期比２８．６％増）、営業利益１億４４００万円（前年同期７００万円の赤字）、最終利益８５００万円（同９００万円の赤字）と営業損益段階からの黒字転換を達成したことが好感されている。

　医療機関向けのパッケージ販売を主としたデータネットワークサービスで、ＤＰＣ分析ベンチマークシステム「ＥＶＥ」や病院向け経営支援システム「Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｃｏｄｅ」の導入病院数が順調に拡大。また、製薬会社向けのデータ利活用サービスンも伸長し、業績押し上げに貢献した。

　なお、１７年１２月期通期業績予想は、売上高３６億円（前期比３６．８％増）、営業利益５億４２００万円（同２５．９％増）、最終利益３億１１００万円（同７４．９％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）