コンデンサー用のセパレーターで世界シェア
業種:パルプ・紙
時価総額:303.6億円
PER:20.93倍
PBR:2.25倍
【17年4-12月期は営業利益4.3倍で着地】
2/2に17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表した。営業利益は前年同期比4.3倍の15.21億円となり、18年3月期の通期計画(前期比3.0倍の15億円)を達成した。4-9月期を営業利益9.57億円(前年同期比6.6倍)と順調に通過。
【世界的な電気自動車(EV)シフトの動き】
コンデンサー用のセパレーターで世界シェア推定6割超と断トツの実力を持ち、エレクトロニクス化が進む車載向けで高水準の需要を捉えている。また世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなかで、リチウムイオン電池需要が強く喚起されているが、同社は2次電池用セパレーターで高実績を有している点も注目されている。18年3月期営業利益は前期比約3倍の15億円と高変化を見込むが、第3四半期時点で15億2100万円と既に通期計画を超過しており、さらに大きく上振れ観測が出ている。
【日本車各社の中国EV攻勢が刺激材料】
1/24付の日本経済新聞が「日本車各社が中国で一斉に電気自動車(EV)を投入する。マツダは19年をメドに中国大手と共同開発したEVを販売する。ホンダやトヨタ自動車、日産自動車も多目的スポーツ車(SUV)のEVを出す」と報じた。
世界最大の自動車市場である中国がEVシフトを本格化させていることで、これを商機と捉えた大手自動車メーカーが中国への展開を強めている。この流れを受けて、EVなどに搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境における充放電の機能性や性能を確認する受託試験を手掛けるIMVや、コンデンサー用のセパレーターの世界シェア6割超で2次電池用セパレーターを手掛ける同社に注目が集まっている。
アルミ電解コンデンサや電気二重層キャパシタ向けセパレータ等を展開。電解コンデンサ用セパレータでトップシェア
(3/27現在)
時価総額:303.6億円
PER:20.93倍
PBR:2.25倍
【17年4-12月期は営業利益4.3倍で着地】
2/2に17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表した。営業利益は前年同期比4.3倍の15.21億円となり、18年3月期の通期計画(前期比3.0倍の15億円)を達成した。4-9月期を営業利益9.57億円(前年同期比6.6倍)と順調に通過。
【世界的な電気自動車(EV)シフトの動き】
コンデンサー用のセパレーターで世界シェア推定6割超と断トツの実力を持ち、エレクトロニクス化が進む車載向けで高水準の需要を捉えている。また世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなかで、リチウムイオン電池需要が強く喚起されているが、同社は2次電池用セパレーターで高実績を有している点も注目されている。18年3月期営業利益は前期比約3倍の15億円と高変化を見込むが、第3四半期時点で15億2100万円と既に通期計画を超過しており、さらに大きく上振れ観測が出ている。
【日本車各社の中国EV攻勢が刺激材料】
1/24付の日本経済新聞が「日本車各社が中国で一斉に電気自動車(EV)を投入する。マツダは19年をメドに中国大手と共同開発したEVを販売する。ホンダやトヨタ自動車、日産自動車も多目的スポーツ車(SUV)のEVを出す」と報じた。
世界最大の自動車市場である中国がEVシフトを本格化させていることで、これを商機と捉えた大手自動車メーカーが中国への展開を強めている。この流れを受けて、EVなどに搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境における充放電の機能性や性能を確認する受託試験を手掛けるIMVや、コンデンサー用のセパレーターの世界シェア6割超で2次電池用セパレーターを手掛ける同社に注目が集まっている。
アルミ電解コンデンサや電気二重層キャパシタ向けセパレータ等を展開。電解コンデンサ用セパレータでトップシェア
(3/27現在)