王子ＨＤが反発、国内大手証券は目標株価引き上げ 古紙価格下落による業績改善評価

　王子ホールディングス<3861.T>が反発。野村証券は１３日、同社株のレーティング「バイ」を継続するとともに、目標株価を８６０円から８８０円に引き上げた。段ボールの原料となる古紙価格の下落などを踏まえて、２０年３月期の連結営業利益を従来予想の１１２８億円から１１６８億円に見直した。また、印刷用紙の値上げも浸透してきており、来期業績の押し上げ要因に働くとみている。なお１９年３月期の同利益は１１１１億円（会社予想１１００億円）を見込んでいる。

出所：minkabuPRESS