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GMOグローバルサイン・ホールディングスのニュース
8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:決算を手掛かりに好需給銘柄等に短期筋の資金が集中
■決算チェック:昭電工、2Qおよび通期業績予想を上方修正、市況上昇が利益を押し上げ
■前場の注目材料:パナソニック、AIで設備劣化診断、工作機械など、モーター内電流分析
■決算を手掛かりに好需給銘柄等に短期筋の資金が集中
9日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。8日の米国市場はまちまちの展開だった。トランプ政権が中国からの輸入品160億ドル相当への追加関税を23日に発動することを発表。中国政府も同規模の報復措置を決定するなど、貿易摩擦問題の長期化懸念から終日上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の22570円。円相場は1ドル110円90銭台と円高に振れて推移している。また、原油先物相場は2ドル強の下落となり、資源関連への重石になりそうだ。
米中間選挙までは駆け引き等が続くとみられ、米中貿易摩擦に関しては引き続き一喜一憂する状況が続きそうである。また、サマーシーズンから参加者も積極的な売買は手控えてくる可能性もある。米中貿易摩擦への過剰な反応は限られそうだが、中国・上海市場の動向には神経質になると考えられる。上海指数とマザーズ指数との連動性が一部で話題となっており、上海指数の動向が個人のセンチメントを揺るがす展開も意識させよう。
とはいえ、米中貿易摩擦が重荷となり、中国株が下げ止まらないなか、先週末には日中の時価総額が逆転した。中国株は2015年3月に日本株の時価総額を抜き、ピーク時には日本株の1.7倍に膨らんでいた。日中の時価総額逆転により、アジアを対象としたファンドによる日本株シフトが強まる可能性がある。不安定な相場展開ではあるが、相対的に下値の堅さが意識されよう。
物色はインデックスに絡んだ商いの他、決算を手掛かりとした個別物色が中心であろう。ただ、予想を上回る決算としても、需給状況から利食いのきっかけになる局面が散見されてきている。決算内容、その後の株価動向を見極めながらの手掛けづらさが意識されるなか、流動性が高く、好需給銘柄等に短期筋の資金が集中しやすいだろう。
足元ではソフトバンクG<9984>の堅調な展開が個人のセンチメントを明るくさせ、マザーズ指数は続伸。低迷しているマザーズ銘柄にも関心が集まる展開に期待したいところである。その他、決算に絡んだところでは、昭電工<4004>、SUMCO<3436>、スシローGHD<3563>、GMOクラウド<3788>、T&Gニーズ<4331>、ハーモニック<6324>、安田倉庫<9324>などに注目。また、経営支援が報じられているパイオニア<6773>にも関心が集まろう。
■昭電工、2Qおよび通期業績予想を上方修正、市況上昇が利益を押し上げ
昭電工<4004>は8日、第2四半期(2Q)および通期業績予想の上方修正を発表した。通期の売上高は、黒鉛電極の国際市況が上昇したほか、ナフサ価格の上昇など背景に増収を見込んでいる。営業利益は、エレクトロニクスセグメントが前回予想比減益を見込むが、無機セグメントが黒鉛電極の市況上昇により大幅な増益を見込み、その他セグメントも増益となる見込み。通期の営業利益予想は前回の1370億円から1700億円に上方修正。市場コンセンサスは1650憶円程度。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(7888.33、+4.66)
・SOX指数は上昇(1403.77、+3.77)
・VIX指数は下落(10.85、-0.08)
・米長期金利が低下
・パナソニック<6752>、AIで設備劣化診断、工作機械など、モーター内電流分析
・アマダHD<6113>、日米2社買収、プレス機周辺装置・帯のこ盤
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・11:00 東京オフィス空室率(7月) 2.57
<海外>
・10:30 中・消費者物価指数(7月) 2.0% 1.9%
・10:30 中・生産者物価指数(7月) 4.5% 4.7%
<HT>
■株式見通し:決算を手掛かりに好需給銘柄等に短期筋の資金が集中
■決算チェック:昭電工、2Qおよび通期業績予想を上方修正、市況上昇が利益を押し上げ
■前場の注目材料:パナソニック、AIで設備劣化診断、工作機械など、モーター内電流分析
■決算を手掛かりに好需給銘柄等に短期筋の資金が集中
9日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。8日の米国市場はまちまちの展開だった。トランプ政権が中国からの輸入品160億ドル相当への追加関税を23日に発動することを発表。中国政府も同規模の報復措置を決定するなど、貿易摩擦問題の長期化懸念から終日上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の22570円。円相場は1ドル110円90銭台と円高に振れて推移している。また、原油先物相場は2ドル強の下落となり、資源関連への重石になりそうだ。
米中間選挙までは駆け引き等が続くとみられ、米中貿易摩擦に関しては引き続き一喜一憂する状況が続きそうである。また、サマーシーズンから参加者も積極的な売買は手控えてくる可能性もある。米中貿易摩擦への過剰な反応は限られそうだが、中国・上海市場の動向には神経質になると考えられる。上海指数とマザーズ指数との連動性が一部で話題となっており、上海指数の動向が個人のセンチメントを揺るがす展開も意識させよう。
とはいえ、米中貿易摩擦が重荷となり、中国株が下げ止まらないなか、先週末には日中の時価総額が逆転した。中国株は2015年3月に日本株の時価総額を抜き、ピーク時には日本株の1.7倍に膨らんでいた。日中の時価総額逆転により、アジアを対象としたファンドによる日本株シフトが強まる可能性がある。不安定な相場展開ではあるが、相対的に下値の堅さが意識されよう。
物色はインデックスに絡んだ商いの他、決算を手掛かりとした個別物色が中心であろう。ただ、予想を上回る決算としても、需給状況から利食いのきっかけになる局面が散見されてきている。決算内容、その後の株価動向を見極めながらの手掛けづらさが意識されるなか、流動性が高く、好需給銘柄等に短期筋の資金が集中しやすいだろう。
足元ではソフトバンクG<9984>の堅調な展開が個人のセンチメントを明るくさせ、マザーズ指数は続伸。低迷しているマザーズ銘柄にも関心が集まる展開に期待したいところである。その他、決算に絡んだところでは、昭電工<4004>、SUMCO<3436>、スシローGHD<3563>、GMOクラウド<3788>、T&Gニーズ<4331>、ハーモニック<6324>、安田倉庫<9324>などに注目。また、経営支援が報じられているパイオニア<6773>にも関心が集まろう。
■昭電工、2Qおよび通期業績予想を上方修正、市況上昇が利益を押し上げ
昭電工<4004>は8日、第2四半期(2Q)および通期業績予想の上方修正を発表した。通期の売上高は、黒鉛電極の国際市況が上昇したほか、ナフサ価格の上昇など背景に増収を見込んでいる。営業利益は、エレクトロニクスセグメントが前回予想比減益を見込むが、無機セグメントが黒鉛電極の市況上昇により大幅な増益を見込み、その他セグメントも増益となる見込み。通期の営業利益予想は前回の1370億円から1700億円に上方修正。市場コンセンサスは1650憶円程度。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(7888.33、+4.66)
・SOX指数は上昇(1403.77、+3.77)
・VIX指数は下落(10.85、-0.08)
・米長期金利が低下
・パナソニック<6752>、AIで設備劣化診断、工作機械など、モーター内電流分析
・アマダHD<6113>、日米2社買収、プレス機周辺装置・帯のこ盤
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・11:00 東京オフィス空室率(7月) 2.57
<海外>
・10:30 中・消費者物価指数(7月) 2.0% 1.9%
・10:30 中・生産者物価指数(7月) 4.5% 4.7%
<HT>
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