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エニグモのニュース
日経平均株価
始値 30464.17
高値 30573.41(13:14)
安値 30347.30(11:06)
大引け 30511.71(前日比 -158.39 、 -0.52% )
売買高 12億0572万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆1502億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反落、米株安などで利益確定売り誘発
2.前日に31年ぶり高値をつけたが、きょうは短期急騰の反動出る
3.8月末からの12営業日で3000円以上の上昇をみせ高値警戒感も
4.米CPIは市場予測下回り緩和環境継続の思惑も買いは続かず
5.下げ幅限定的ながら全体の8割の銘柄が下落、売買代金は高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比292ドル安と反落した。米8月消費者物価指数(CPI)の上昇率は市場予想を下回ったが、米経済への先行き不透明感が強まり、銀行株など景気敏感株が軟調だった。
東京市場では、総じて売りに押される展開となり、日経平均株価は反落した。前日の米株安や為替の円高などが嫌気され利益確定売りを誘った。
15日の東京市場は、寄り付きからリスク回避の売りが優勢となり、日経平均は4日ぶり反落を余儀なくされた。前日は31年ぶりの高値をつけたものの、8月末からの12営業日で3000円超の上昇をみせていることもあって利益確定の動きが表面化した。注目された8月の米CPIの結果は市場予想を下回ったことで米長期金利は低下したが、米株市場では景気鈍化懸念が売りを助長した。東京市場では、自民党次期総裁選を前に新総裁のもとでの経済対策への期待感に加え、ワクチン普及を背景とした新型コロナウイルスの感染ピークアウトへの思惑が下値を支えた。ただ、時価総額上位の主力株が買われた一方、中小型株中心に広範囲に売られ、全体の8割の銘柄が下げる売り圧力の強い地合いに。東証1部の売買代金は高水準が続いており、本日も3兆円台をキープした。
個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が大幅安に売られた。ソニーグループ<6758>が売りに押されたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調だった。リクルートホールディングス<6098>も安い。村田製作所<6981>、HOYA<7741>も下落した。東京機械製作所<6335>は3日連続ストップ安。タカショー<7590>も急落。エニグモ<3665>、パーク24<4666>なども大幅安となった。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連が高く、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株も買われた。エムスリー<2413>も値を上げた。サインポスト<3996>が続急騰、ヤーマン<6630>はストップ高に買われた。ブラス<2424>が値幅制限いっぱいに買われ、ギフト<9279>、新日本理化<4406>なども物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、ファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約95円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、リクルート <6098> 、日東電 <6988> 、アサヒ <2502> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約133円。うち88円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は海運業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)機械、(2)その他製品、(3)電気機器、(4)倉庫運輸関連、(5)ゴム製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)不動産業、(2)証券商品先物、(3)金属製品、(4)繊維製品、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△土屋HD <1840> [東証2]
想定以上の戸建住宅受注で21年10月期業績予想を上方修正。
△ブラス <2424>
挙式・披露宴挽回で21年7月期営業益は上振れ着地。
△ヘッドウォ <4011> [東証M]
ヴィレッジV <2769> [JQ]と業務提携。
△コリー <4175> [東証M]
フジテレビ新作アニメのゲームタイトル制作に着手。
△ヤーマン <6630>
5~7月期営業76%増益受け底値離脱へ。
△MSOL <7033>
11~7月期営業利益急拡大を好感。
△バードマン <7063> [東証M]
新規事業開始に伴い22年6月期見通し上方修正。
△マクビープラ <7095> [東証M]
Alpha子会社化で22年4月期業績予想を上方修正。
△ギフト <9279>
横浜家系ラーメン好調で11~7月期営業利益倍増。
△川西倉 <9322>
22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
▼パーク24 <4666>
海外駐車場厳しく第3四半期最終赤字が拡大。
▼タカショー <7590>
公募と売り出しによる希薄化懸念。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サインポスト <3996> 、(2)ヤーマン <6630> 、(3)川西倉 <9322> 、(4)ブラス <2424> 、(5)ギフト <9279> 、(6)ユナイテド海 <9110> 、(7)MSOL <7033> 、(8)日理化 <4406> 、(9)内外トランス <9384> 、(10)明治海 <9115> 。
値下がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)プロレド <7034> 、(3)タカショー <7590> 、(4)リンクユー <4446> 、(5)エニグモ <3665> 、(6)パーク24 <4666> 、(7)エデュラボ <4427> 、(8)広済堂 <7868> 、(9)ファストロジ <6037> 、(10)SBG <9984> 。
【大引け】
日経平均は前日比158.39円(0.52%)安の3万0511.71円。TOPIXは前日比22.48(1.06%)安の2096.39。出来高は概算で12億0572万株。東証1部の値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は1783となった。日経ジャスダック平均は4107.52円(6.42円安)。
[2021年9月15日]
株探ニュース
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