ワコールＨＤ、4-12月期(3Q累計)税引き前が62％減益で着地・10-12月期は赤字転落

　ワコールホールディングス <3591> が1月31日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比61.7％減の56.8億円に大きく落ち込み、通期計画の130億円に対する進捗率は43.7％にとどまり、5年平均の94.5％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結税引き前損益は73.1億円の黒字(前年同期は5.4億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前損益は106億円の赤字(前年同期は38.2億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.9％→4.8％に悪化した。

株探ニュース