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クスリのアオキホールディングスのニュース

クスリのアオキホールディングスのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/05/19 05:30

ジオコード <7357>  910円 (+150円、+19.7%) ストップ高

 ジオコード <7357> [東証S]がストップ高。クラウド営業支援ツール「ネクストSFA」に関して、チャットGPTを活用した新機能のリリースを連日発表しており、株価の支えとなったようだ。18日の取引時間中に、ネクストSFAにおいて、チャットGPTを活用した「履歴要約機能」を6月にリリースする予定だと発表した。顧客との対応履歴をチャットGPTで要約できる機能で、業務の効率化などにつながる。同社は17日にも、チャットGPTを活用したメール作成機能のリリースについて発表している。

■アララ <4015>  410円 (+40円、+10.8%) 一時ストップ高

 アララ <4015> [東証G]が急騰。一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。NTTドコモ(東京都千代田区)は17日、電子マネー「iD」の仕組みを用いた独自の非接触ハウスマネー(自社で発行し自社でのみ使用可能な電子マネーのこと)サービスを導入できる「iDインハウス」の提供を開始したと発表。ハウスマネー発行事業者が、昨年6月にアララと経営統合したバリューデザインとなっていることが材料視されたようだ。このサービスは、「iD」の仕組みを用いることで、各事業者の運営するハウスマネーを、「iD」と同じように非接触でかざして顧客が利用するもの。導入事業者は、スピーディで衛生的、スマートフォンでもカードでも利用できる利便性の高い独自の非接触ハウスマネーを提供できるほか、全国200万カ所を超える「iD」加盟店でも利用できる電子マネーサービスを提供することも可能だという。

ロボペイ <4374>  1,860円 (+171円、+10.1%) 一時ストップ高

 ROBOT PAYMENT <4374> [東証G]が4日ぶりに急反騰、一時ストップ高となった。17日の取引終了後、ヘッドウォータース <4011> [東証G]と連携し、スマートシティーやスマートストア市場向けで決済サービスの提供を強化すると発表。これが買い材料視されたようだ。今回、ヘッドウォが開発した認証基盤システムでユニークIDを付与し、ロボペイが提供するクレジットカード決済システムを連携させる。両社は2016年から資本提携を結んでおり、ロボペイが提供するサービスのシステム開発案件を委託するなど関係を築いてきた経緯がある。

エキサイト <5571>  1,205円 (+102円、+9.3%)

 エキサイトホールディングス <5571> [東証S]が7日ぶりに急反発した。17日の取引終了後、子会社のエキサイトが運営する経営管理クラウド「KUROTEN」に関し、対話型AIサービス「チャットGPT」を活用したアシスタント機能のベータ版の提供を決めたと発表し、株価の支えとなったようだ。チャットGPTの文章生成APIを活用し、KUROTENで管理する重要業績評価指標(KPI)などの経営データから、知りたい情報について自然な対話形式で回答を得られるという。

クスリアオキ <3549>  7,200円 (+540円、+8.1%)

 東証プライムの上昇率6位。クスリのアオキホールディングス <3549> [東証P]が急反発、7000円台に乗せた。18日、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントの保有比率が5%を超えたことが明らかとなり、これを思惑視した買いが集まったようだ。財務省に提出された大量報告書によると、オアシスの保有比率は5.50%。同報告書には「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」との記載がある。報告義務発生日は5月15日となっている。

プログリット <9560>  3,200円 (+231円、+7.8%)

 プログリット <9560> [東証G]が3連騰、今月10日につけた年初来高値3090円を上回った。英語のコーチングサービスを展開し、サブスクリプション型学習サービスも手掛ける。個人向け、法人向けともに好調に顧客を獲得しており、23年8月期は営業利益段階で前期比41%増の4億6000万円と大幅な伸びを見込む。株価面では出来高流動性を高め、投資家層の拡大に積極的に取り組む構えをみせている。17日取引終了後、6月末時点の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施することを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。

ソニーG <6758>  13,720円 (+825円、+6.4%)

 ソニーグループ <6758> [東証P]が続急伸、昨年1月以来およそ1年4ヵ月ぶりの高値圏を回復した。同社は18日開催した2023年度経営方針説明会で、金融子会社ソニーフィナンシャルグループの株式上場を前提としたパーシャルスピンオフの検討を開始したことを明らかにした。前日17日の取引終了後には上限2500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.03%)の自社株買いを発表しており、これら材料を手掛かりに買われた。パーシャルスピンオフとは、大企業発スタートアップの創出や企業価値向上に向けた事業再編を促進するため、元親会社に一部(20%未満)の持ち分を残すスピンオフ(分離・独立)のこと。会社側では、スピンオフ後もソニーブランドの活用とグループ各社とのシナジーを継続する方針。スピンオフ実行予定時期は未定だが、2~3年後の実行を念頭に置いて今年度末にかけて詳細の検討を進めるとしている。

ピアラ <7044>  531円 (+32円、+6.4%) 一時ストップ高

 ピアラ <7044> [東証P]が5営業日ぶりに急反発、一時ストップ高となった。同社は17日取引終了後、Twitter Japan(東京都中央区)と認定代理店契約を締結し、国内Twitter広告の認定代理店になったと発表。これが材料視されたようだ。この認定を受け、同社はTwitter JapanからTwitter広告に関する最新の情報や、マーケットリサーチの情報を受けることができ、認定代理店のみが実施できる広告メニューや機能を利用し、クライアントへのプロモーションの戦略立案、広告運用でも効果的な手法を用いた提案が可能になるとしている。

野村マイクロ <6254>  5,100円 (+260円、+5.4%)

 野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]が急反発。上値追い態勢を継続、18日は朝方に5000円大台ラインを突破し、2月15日につけた高値4960円を上回り約3ヵ月ぶりに年初来高値更新となった。半導体関連株全般に投資資金が向かうなかで、同社株もその流れに乗っている。18日午前、岸田首相が首相官邸で欧米及び、韓国、台湾の半導体関連7社の幹部と面会することが伝わっており、海外メーカーの日本での投資機会が高まることへの期待が半導体セクターの株価を刺激した。そのなか、半導体向けを主力とする超純水装置の大手である同社は、韓国サムスン電子や台湾のTSMC と高水準の取引実績があり、注目度が高い。TSMCは既に熊本県で半導体工場建設を進めているほか、サムスンも横浜で半導体の開発拠点を作る計画が報じられている。

ルネサス <6723>  2,149.5円 (+103円、+5.0%)

 ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]が3日続急伸、連日で年初来高値を更新した。時価はリーマン・ショックに見舞われた2008年秋口以来、約15年ぶりの高値圏を走っている。半導体関連株への買い戻しが一気に加速するなか、車載マイコンで世界トップクラスの商品シェアを有する同社株にも国内外機関投資家とみられる実需買いが高水準だ。5月に入ってから同社株が下落した日はわずか2営業日しかない。目先的には18日付の日本経済新聞が「ルネサスエレクトロニクスは2026年までに制御用半導体のマイコンの生産能力を現状と比べ1割増やす」と報じたことなども、旺盛な自動車向け半導体需要を裏付けるものとして、買い人気を助長したようだ。

スルガ銀 <8358>  510円 (+22円、+4.5%)

 スルガ銀行 <8358> [東証P]が大幅高で3日続伸。複数のメディアで17日、クレディセゾン <8253> [東証P]が経営再建中のスルガ銀に出資して持ち分法適用会社にする方針を固めたと報じられた。クレセゾンがスルガ銀株の15%程度を取得し、スルガ銀もクレセゾン株の5%程度を取得するという。報道を手掛かりにスルガ銀株は買われた。なお、クレセゾンとスルガ銀は18日朝方にそれぞれコメントを発表。両社とも報道について「当社が発表したものではない」とした上で、「報道の内容を含む様々な提携の機会を検討していることは事実」とした。

パーク24 <4666>  2,187円 (+91円、+4.3%)

 パーク24 <4666> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。17日の取引終了後に発表した4月の「タイムズパーキング」の売上高は、前年同月比5.6%増となった。堅調な業況を評価した買いが集まったようだ。タイムズパーキングの新規開発は121件、解約は61件となり、同月末時点では1万7509件となった。台数は56万8820台となり、前月比で7155台増えた。

マクニカHD <3132>  4,730円 (+180円、+4.0%)

 マクニカホールディングス <3132> [東証P]が大幅高で5日続伸し高値を更新した。生成AIに対する社会的な関心が集まるなか、その恩恵を受ける半導体メーカーの代表格に米エヌビディア を推す向きは多い。マクニカHDは5月10日、「NVIDIA AI Enterprise」をはじめとする最新のエヌビディアソフトウェアプラットフォームを導入前に事前検証する「AI TRY NOW PROGRAM」を構築、提供開始すると発表した。半導体株の上昇基調が鮮明となるなか、マクニカHDの事業拡大への期待が改めて膨らみ、買いが集まったようだ。

インフォコム <4348>  2,348円 (+88円、+3.9%)

 インフォコム <4348> [東証P]が大幅高で5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は17日、同社株のレーティングの「オーバーウエイト」を継続するとともに、目標株価を5200円から6070円に引き上げた。電子コミックの収益拡大持続を反映し、株価は上昇トレンドに入ることを予想している。4月27日に決算発表を行い、24年3月期の連結営業利益は前期比11.4%増の95億円見通しが示された。ただ、市場予想を下回ったことから株価は大幅安となったが、ここからの反発を見込んでいる。前期第4四半期(1-3月)の電子コミック四半期売上高は126億円と過去最高となった。顧客獲得策の奏功やマンガ海賊版サイトの鎮静化があるとみている。同証券では、今後の見通しとして(1)中期利益成長力(2)潜在リターンの高さを評価している。

レーザーテク <6920>  20,490円 (+750円、+3.8%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が大幅高で3日続伸。そのほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など半導体製造装置関連株が軒並み高で上値指向を強めた。前日17日の米国株市場では、エヌビディア やアプライド・マテリアルズ 、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ といった半導体主力株が揃って年初来高値を更新するなど半導体セクターへの買いが顕著となっており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.5%高と大きく切り返した。東京市場でもここにきて半導体関連株が戻り足を強めており、全体指数の上昇に貢献しているが、18日は一段と上げ足に弾みがついた。半導体市況の底入れが見えないなか、関連株には貸株調達を伴う空売りが入っているケースも多く、買い戻しを誘発したようだ。

キヤノン <7751>  3,367円 (+117円、+3.6%)

 キヤノン <7751> [東証P]が大幅反発、年初来高値を連日で更新した。17日の取引終了後、取得総数1800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが株価の支えとなったようだ。取得期間は5月18日から8月1日までとする。

第一建設 <1799>  1,479円 (+49円、+3.4%)

 第一建設工業 <1799> [東証S]が大幅高。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これを好感する向きもあるようだ。取得上限は20万株(自己株式を除く発行済み株数の1.02%)、または2億円。期間は5月18日から来年3月31日まで。

IDEC <6652>  3,330円 (+105円、+3.3%)

 IDEC <6652> [東証P]が大幅反発。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を3600円から4000円に引き上げた。23年3月期の連結営業利益は前の期比45.4%増の140億6000万円と会社計画(134億円)を上回って着地。円安による利益押し上げに加え、価格改定や固定費削減などが寄与した。24年3月期の同利益は前期比1.9%減の138億円の見通し。需要の落ち着きや為替が円高に推移する前提で減益予想だが、営業利益率は上昇する見込みであることが評価されている。更に、アルプスアルパイン <6770> [東証P]との合弁会社「IDEC ALPS テクノロジーズ」から初の製品が販売されることも評価されている。

ステップ <9795>  1,860円 (+58円、+3.2%)

 ステップ <9795> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発した。17日の取引終了後、23年9月期の業績と配当予想の修正を発表した。これまで24円としていた期末配当予想を22円増額して46円(前期末比23円増配)に見直した。年間配当予想は70円(前期比24円増配)となる。新たな経営方針として株主還元の強化などを打ち出し、配当性向の目安を従来の30%から50%に引き上げた。これらが株価の支援材料となった。半面、今期の最終利益予想は、これまでの26億6800万円から23億2600万円(前期比9.2%減)に下方修正した。売上高の見通しはこれまでの予想をやや上回る145億3400万円(同6.5%増)に見直した。教師職を中心とした社員の給与引き上げや、最新機器の大量導入による費用増加を見込み、業績予想に織り込んだ。

あおぞら銀 <8304>  2,569円 (+64円、+2.6%)

 あおぞら銀行 <8304> [東証P]が4日続伸。3月中旬に下放れたが2300円近辺をターニングポイントに戻り足に転じ、今月に入って5日移動平均線をサポートラインとした下値切り上げ波動を鮮明としている。また、18日は中長期波動の分水嶺である75日移動平均線も上抜き大勢上昇トレンド転換を明示している。17日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想は最終利益が前期比2.8倍となる240億円となる見通しで、業績急回復を評価する買いを呼び込んだ。更に、26年3月期に最終利益370億円を数値目標とする中期経営計画も併せて発表しており、これも株高を後押しする形となった。

※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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