マザーズ指数は続落、物色に広がりは見られず

　本日のマザーズ指数は続落となった。前週末の終値水準で寄り付いたものの、その後じりじりと下げ幅を拡大。前引けにかけては一時盛り返す動きも見せたが、米中貿易摩擦の激化に対する懸念もくすぶっている他、中国株の動きを映した日経平均の値動きもあり、マザーズ指数は今日の安値圏で取引を終えている。なお、売買代金は概算で925.33億円。
騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり190銘柄、変わらず10銘柄となった。
　売買代金トップには、19年3月期第1四半期決算が好感されたUNITED<2497>がランクイン。その他、KDDI<9433>とAI技術を用いたチャットボット活用分野で協業すると発表したALBERT<3906>、音声認識技術「AmiVoice」が、テクノツリー社の電子帳票ソリューションに採用されたと発表したアドバンスト・メディア<3773>も大幅に上昇した。前週末に急騰したプロレド・パートナーズ<7034>は利益確定売りに押され、GA TECH<3491>が8％安、エーアイ<4388>も7％安、エクスモーション<4394>も6％安となった一方、アクリート<4395>、SERIOホールディングス<6567>が大幅高となるなど、直近IPO銘柄はまちまちの値動きに。
＜FA＞