川田テク、今期経常を一転20％増益に上方修正

　川田テクノロジーズ <3443> が11月9日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24倍の29.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→55億円(前期は45.8億円)に37.5％上方修正し、一転して19.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比43.5％減の25.2億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の19.4億円に急拡大したが、売上営業利益率は前年同期の4.7％→3.7％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年３月期通期の業績予想につきまして、売上高及び営業利益はほぼ予想通りとなる見込みですが、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、持分法適用関連会社の業績が順調に推移したことにより、持分法による投資利益16億３千万円を計上したためそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。