日創プロニ、今期経常を37％上方修正

　日創プロニティ <3440> [福証Ｑ] が4月12日大引け後(15:30)に決算を発表。19年8月期第2四半期累計(18年9月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の12.2億円に急拡大し、従来予想の8.8億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→17.8億円(前期は11億円)に36.7％上方修正し、増益率が18.0％増→61.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.3％減の5.5億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.0倍の7.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.6％→19.1％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（1）2019年８月期第２四半期累計期間の連結業績予想と実績値との差異の理由　2019年８月期第２四半期累計期間の業績は、金属加工事業におきまして、太陽電池アレイ支持架台の大型受注案件が好調に推移したことや建設事業において既存案件の追加工事を複数受注した結果、当初の業績予想を上回りました。（2）通期連結業績予想の修正の理由　2019年８月期の業績は、金属加工事業におきまして、太陽電池アレイ支持架台の大型受注案件が好調に推移していることや建設事業においても既存案件の追加工事など受注が好調なことから、前回の予想を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり修正いたします。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。