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アルファ Research Memo(3):2019年3月期上期は前年同期比1.1%減収、8.8%営業減益と足踏み

配信元:フィスコ
投稿:2019/01/10 15:13
■業績動向

1. 2019年3月期上期の業績概要
アルファ<3434>の2019年3月期上期業績は売上高28,740百万円(前期同期比1.1%減)、営業利益1,471百万円(同8.8%減)、経常利益1,450百万円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,163百万円(同2.2%減)となった。売上高がセキュリティ機器事業で増加も、自動車部品事業が減少、利益面でも減収影響からコストアップや開発費増などをカバーできず減益を余儀なくされた。なお、四半期推移では第1四半期が前年同期比3.4%減収、同25.5%営業減益に対し、第2四半期は前年同期比1.1%増収、同9.8%営業増益と第2四半期に改善している。同社は業績予想について通期予想のみ開示しており、上期の進捗率は売上高で47.9%、営業利益で44.6%となっているが、もともと上期は厳しく見積もっていたとのことで、同社の計画に対して上期は多少上振れしての着地となったもようである。

事業別では、自動車部品事業が売上高24,050百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益893百万円(同15.2%減)、セキュリティ機器事業が売上高4,688百万円(同7.9%増)、営業利益520百万円(同7.1%減)となった。自動車部品事業は、国内では主要取引先の生産台数減少が影響し、売上高が前年同期比13.7%減の3,991百万円、営業損失110百万円と損失が拡大(同18百万円悪化)した。海外事業もASSA ABLOY ABからのカーアクセス・セキュリティ事業譲受効果が一巡、売上高は前年同期比0.2%減の20,059百万円にとどまり、営業利益については得意先の北米生産台数減少が影響、アジア、欧州の増益を打ち消し同12.4%減の1,003百万円にとどまった。セキュリティ機器事業は、売上高については国内戸建て住宅向け電気錠、インバウンド拡大によるコインロッカーオペレーション収入などが好調、海外も2ケタの伸びを示したものの、利益は製品MIXと為替影響がマイナスに寄与し減益となった。なお、経常利益も為替差損の増加(前年同期の68百万円の差益に対し66百万円の差損が出たことにより134百万円の差異)から減益幅が拡大、親会社株主に帰属する四半期純利益では特別利益に投資有価証券売却益313百万円を計上したことから微減益にとどまった。

2. 事業別収益動向
(1) 自動車部品事業
自動車部品事業は売上高24,050百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益893百万円(同15.2%減)となった。自動車部品事業は、国内では主要取引先の国内生産台数減少(前年同期比14.4%減の446千台)が影響、売上高が前年同期比13.7%減の3,991百万円、営業損失が110百万円と損失が拡大(同18百万円悪化)した。海外事業もASSA ABLOY ABからのカーアクセス・セキュリティ事業譲受効果が一巡、売上高は北米向けが同2.0%減の6,888百万円と振るわず、全体で前年同期比0.2%減の20,059百万円にとどまり、営業利益についても主要取引先の北米生産台数減少(前年同期比11.3%減の776千台)が影響、アジア、欧州の増益を打ち消し同12.4%減の1,003百万円にとどまった。

(2)セキュリティ機器事業
セキュリティ機器事業は売上高の91.1%が国内であり、2019年3月期上期の売上の内訳は、住宅玄関用電気錠などの住宅・産業用ロック部門が75%、コインロッカーなどのロッカーシステム部門が25%となっているもよう。売上高は国内戸建て住宅向け電気錠、インバウンド拡大によるコインロッカーオペレーション収入などが好調、海外も2ケタの伸びを示し前年同期比7.9%増の4,688百万円となった。しかし営業利益は製品MIXと為替影響がマイナスに寄与し、前年同期比7.1%減の520百万円にとどまった。


営業キャッシュフローは前年同期水準を維持
3. 財務状況と経営指標
2019年3月期上期末の財務状況は総資産が前期末比1,986百万円減少、自己資本比率は51.7%から53.2%へ向上し、中期経営計画目標の50%をクリアしている。

営業キャッシュフローは2017年3月期まで着実に増加していたが、2018年3月期は中国での売掛金回収の遅れなどで減少に転じた。しかし2019年3月期上期は前年同期比でほぼ横ばい維持と回復している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

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配信元: フィスコ
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