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旭化成のニュース
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~上場来高値更新のトヨタ自が下支えに後場に注目すべき3つのポイント~上場来高値更新のトヨタ
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小幅続落、上場来高値更新のトヨタ自が下支えに
・ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
・値下り寄与トップはダイキン<6367>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は小幅続落、上場来高値更新のトヨタ自が下支えに
日経平均は小幅続落。前日比38.09円安(-0.11%)の36122.57円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国市場は反発。ダウ平均は141.24ドル高(+0.37%)の38521.36ドル、ナスダックは11.32ポイント高(+0.07%)の15609.00、S&P500は11.42ポイント高(+0.23%)の4954.23で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演やイベント待ちで、寄付き後はまちまち。中国政府による株価対策への期待が相場を支えダウは上昇に転じ堅調に推移も地銀セクターへの懸念が上値を抑制した。ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。メスター・クリーブランド連銀総裁が「連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろう」と発言すると金利低下に連れ、ダウは上げ幅を拡大。ナスダックもプラス圏を回復し終了した。
米国株しっかりも、為替が1ドル147円台後半と前日大引け時点との比較では、60銭ほど円高に振れたことなどから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。日経平均は2月1日以来となる36000円割れの場面も見られたが、昨日の決算が引き続き材料視されたトヨタ自<7203>が連日の上場来高値を更新したことからTOPIXが切り替えし、日経平均も前日終値水準まで値を戻した。引き続き決算銘柄への物色意欲は強く、前場のプライム市場の売買代金は2.6兆円まで膨らんだ。
日経平均採用銘柄では、24年3月期売上高予想を下方修正したLINE ヤフー<4689>が急落したほか、厳しい中小型ディスプレイ市況の影響からさえない決算となったシャープ<6753>も売り優勢。また、昨日の取引時間中に上場来初めての株式分割を発表した三菱重<7011>は反落。このほか、ダイキン<6367>、味の素<2802>が売られた。日経平均採用以外では、好決算発表も市場コンセンサスを下回った島津製作所<7701>が大幅安となった。
一方、24年3月期利益予想の上方修正と期末配当予想の増額を発表したGSユアサ<6674>が急騰したほか、三菱商事<8058>は大規模な自己株式の取得枠設定が材料視されて買われた。このほか、リコー<7752>、ニッスイ<1332>、デンソー<6902>が上昇。日経平均採用以外では、極東開発工業<7226>が、24年3月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料に大幅高となった。なお、KDDI<9433>がTOB実施を発表したことで監理ポストに移行したローソン<2651>はTOB価格10360円にサヤ寄せし急騰した。
セクターでは、機械、食料品、倉庫・運輸関連、情報・通信業、証券・商品先物などが下落した一方、輸送用機器、卸売業、鉱業、海運業、水産・農林業などが上昇した。
ランチタイムのアジア株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに前日比1%ほど上昇している、中国株と為替をにらみつつ、日経平均、TOPIXは前日終値水準でのもみ合いとなろう。後場も決算銘柄に注目となる。後場動きそうな決算銘柄として、12時台の旭化成<3407>、IIJ<3774>、13時台のシステムズD<3766>、三井化学<4183>、パイオラックス<5988>、シンフォニア<6507>、神鋼商事<8075>、岩谷産業<8088>、住友倉庫<9303>、14時台の三住道路<1776>、テクノ菱和<1965>、ハードオフ<2674>、バイタルKSK<3151>、日油<4403>、三ツ星ベルト<5192>、能美防災<6744>、丸紅リース<9763>あたりを注目したい。
■ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
7日午前の東京市場でドル・円は147円71銭から147円99銭まで小幅に値を上げ、底堅さが鮮明になった。前日海外市場で低下した米10年債利回りは下げ渋り、ややドル買いに振れた。一方、日本株は軟調だが、中国・香港株は堅調で円買いは縮小した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円71銭から147円99銭、ユーロ・円は158円91銭から159円29銭、ユーロ・ドルは1.0753ドルから1.0766ドル。
■後場のチェック銘柄
・マリオン<3494>、フレクト<4414>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはダイキン<6367>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・10-12月期失業率:4.0%(予想:4.3%、7-9月期:3.9%)
・NZ・10-12月期雇用者数増減:前期比+0.4%(予想:+0.3%、7-9月期:-0.1%←-0.2%)
【要人発言】
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBの先週の政策決定は正しい判断」
「米国経済はソフトランディングに向かっている」
・マックレム・カナダ銀行総裁
「インフレ率が低下すれば2%目標達成の確信が深まり、利下げを語れる」
<国内>
・14:00 12月景気動向指数・先行速報値(予想:109.3、11月:107.6)
<海外>
・15:45 スイス・1月失業率(予想:2.5%、12月:2.3%)
・16:00 独・12月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、11月:-0.7%)
<CS>
・日経平均は小幅続落、上場来高値更新のトヨタ自が下支えに
・ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
・値下り寄与トップはダイキン<6367>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は小幅続落、上場来高値更新のトヨタ自が下支えに
日経平均は小幅続落。前日比38.09円安(-0.11%)の36122.57円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国市場は反発。ダウ平均は141.24ドル高(+0.37%)の38521.36ドル、ナスダックは11.32ポイント高(+0.07%)の15609.00、S&P500は11.42ポイント高(+0.23%)の4954.23で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演やイベント待ちで、寄付き後はまちまち。中国政府による株価対策への期待が相場を支えダウは上昇に転じ堅調に推移も地銀セクターへの懸念が上値を抑制した。ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。メスター・クリーブランド連銀総裁が「連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろう」と発言すると金利低下に連れ、ダウは上げ幅を拡大。ナスダックもプラス圏を回復し終了した。
米国株しっかりも、為替が1ドル147円台後半と前日大引け時点との比較では、60銭ほど円高に振れたことなどから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。日経平均は2月1日以来となる36000円割れの場面も見られたが、昨日の決算が引き続き材料視されたトヨタ自<7203>が連日の上場来高値を更新したことからTOPIXが切り替えし、日経平均も前日終値水準まで値を戻した。引き続き決算銘柄への物色意欲は強く、前場のプライム市場の売買代金は2.6兆円まで膨らんだ。
日経平均採用銘柄では、24年3月期売上高予想を下方修正したLINE ヤフー<4689>が急落したほか、厳しい中小型ディスプレイ市況の影響からさえない決算となったシャープ<6753>も売り優勢。また、昨日の取引時間中に上場来初めての株式分割を発表した三菱重<7011>は反落。このほか、ダイキン<6367>、味の素<2802>が売られた。日経平均採用以外では、好決算発表も市場コンセンサスを下回った島津製作所<7701>が大幅安となった。
一方、24年3月期利益予想の上方修正と期末配当予想の増額を発表したGSユアサ<6674>が急騰したほか、三菱商事<8058>は大規模な自己株式の取得枠設定が材料視されて買われた。このほか、リコー<7752>、ニッスイ<1332>、デンソー<6902>が上昇。日経平均採用以外では、極東開発工業<7226>が、24年3月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料に大幅高となった。なお、KDDI<9433>がTOB実施を発表したことで監理ポストに移行したローソン<2651>はTOB価格10360円にサヤ寄せし急騰した。
セクターでは、機械、食料品、倉庫・運輸関連、情報・通信業、証券・商品先物などが下落した一方、輸送用機器、卸売業、鉱業、海運業、水産・農林業などが上昇した。
ランチタイムのアジア株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに前日比1%ほど上昇している、中国株と為替をにらみつつ、日経平均、TOPIXは前日終値水準でのもみ合いとなろう。後場も決算銘柄に注目となる。後場動きそうな決算銘柄として、12時台の旭化成<3407>、IIJ<3774>、13時台のシステムズD<3766>、三井化学<4183>、パイオラックス<5988>、シンフォニア<6507>、神鋼商事<8075>、岩谷産業<8088>、住友倉庫<9303>、14時台の三住道路<1776>、テクノ菱和<1965>、ハードオフ<2674>、バイタルKSK<3151>、日油<4403>、三ツ星ベルト<5192>、能美防災<6744>、丸紅リース<9763>あたりを注目したい。
■ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
7日午前の東京市場でドル・円は147円71銭から147円99銭まで小幅に値を上げ、底堅さが鮮明になった。前日海外市場で低下した米10年債利回りは下げ渋り、ややドル買いに振れた。一方、日本株は軟調だが、中国・香港株は堅調で円買いは縮小した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円71銭から147円99銭、ユーロ・円は158円91銭から159円29銭、ユーロ・ドルは1.0753ドルから1.0766ドル。
■後場のチェック銘柄
・マリオン<3494>、フレクト<4414>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはダイキン<6367>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・10-12月期失業率:4.0%(予想:4.3%、7-9月期:3.9%)
・NZ・10-12月期雇用者数増減:前期比+0.4%(予想:+0.3%、7-9月期:-0.1%←-0.2%)
【要人発言】
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBの先週の政策決定は正しい判断」
「米国経済はソフトランディングに向かっている」
・マックレム・カナダ銀行総裁
「インフレ率が低下すれば2%目標達成の確信が深まり、利下げを語れる」
<国内>
・14:00 12月景気動向指数・先行速報値(予想:109.3、11月:107.6)
<海外>
・15:45 スイス・1月失業率(予想:2.5%、12月:2.3%)
・16:00 独・12月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%、11月:-0.7%)
<CS>
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