クリヤマＨＤ、国内有力証券は前期実施のＭ＆Ａを生かし新たな成長ステージ目指すと評価

　クリヤマホールディングス<3355.T>は小動き。いちよし経済研究所は、スポーツ施設資材と建設資材の２事業が中期成長を牽引すると予想。２０２０年の東京五輪開催に向けたインフラ整備進展を背景に、同社の１８年１２月期の売上規模は建設資材で１５年１２月期比１８．３％、スポーツ資材で同４６．７％拡大すると予想。また、１５年１２月期に新たに子会社化した２社のうち、尿素水や燃料の識別センサー技術を持つサンエーは１８年１２月期以降の収益拡大要因になると予想している。

　同研究所では、１６年１２月期営業利益を会社予想の２６億円を上回る２８億円（前期比５．６％減）と予想。また、１７年１２月期は同３３億円、１８年１２月期は同４０億円を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）