決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ファミマ、サムティ、コスモス薬品 (4月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　コスモス薬品 <3349>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比7.7％増の212億円に伸び、通期計画の273億円に対する進捗率は77.7％に達し、5年平均の72.7％も上回った。

★No.3　サムティ <3244>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比26.9％増の34.7億円に伸び、通期計画の146億円に対する進捗率は5年平均の17.3％を上回る23.8％に達した。

★No.4　ヒトコムＨＤ <4433>
　20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比18.2％増の19.1億円に伸び、通期計画の33.7億円に対する進捗率は56.7％に達し、5年平均の52.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3349> コスモス薬品 　東１ 　 +12.18 　　4/13　　　3Q　　　　7.70
<8904> アバンティア 　東１ 　 +10.02 　　4/13　　上期　　　-44.81
<3244> サムティ 　　　東１　　 +8.20 　　4/13　　　1Q　　　 26.93
<4433> ヒトコムＨＤ 　東１　　 +7.21 　　4/13　　上期　　　 18.24
<3546> アレンザＨＤ 　東１　　 +6.84 　　4/13　本決算　　　　6.02

<7516> コーナン 　　　東１　　 +5.02 　　4/13　本決算　　　　1.49
<7811> 中本パックス 　東１　　 +2.95 　　4/13　本決算　　　　2.61
<3228> 三栄建築 　　　東１　　 +2.41 　　4/13　　上期　　　-42.35
<2796> ファマライズ 　東１　　 +1.91 　　4/13　　　3Q　　　242.66
<8028> ファミマ 　　　東１　　 +1.42 　　4/13　本決算　　　 79.57

<6048> デザインワン 　東１　　 +1.17 　　4/13　　上期　　　-42.18
<8289> オリンピック 　東１　　 +0.94 　　4/13　本決算　　　　　－
<8273> イズミ 　　　　東１　　 +0.89 　　4/13　本決算　　　　　－
<7818> トランザク 　　東１　　 +0.12 　　4/13　　上期　　　　7.86

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース