エストラストは反落、第１四半期最終損益が赤字に転落

　エストラスト<3280.T>は反落している。前週末８日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算が、売上高２４億８６００万円（前年同期比６４．０％減）、営業利益１１００万円（同９６．９％減）、最終損益１６００万円の赤字（前年同期２億１５００万円の黒字）と最終赤字となったことが嫌気されている。

　今期は通期の引き渡し予定戸数３７３戸に対して、既に３２４戸の契約を締結しているものの、第１四半期は竣工物件が少なく、分譲マンションで５１戸（前年同期比１６７戸減）の引き渡しにとどまったことが響いた。

　２３年２月期通期業績予想は、売上高１６１億円（前期比０．４％増）、営業利益１２億円（同５３．６％増）、純利益７億円（同５８．７％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS