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<動意株・8日>(大引け)=ハイデイ日高、日本管理、パスコなど
ハイデイ日高<7611.T>=大幅高で5連騰。昨年12月につけた3437円(株式分割後修正値)を約1年ぶりに上回り実質上場来高値に買われた。同社は首都圏を地盤に「中華食堂日高屋」を展開するが、サラリーマンの「ちょい飲み」需要をとらえ、収益は着実に成長路線をたどっており、ここ売り上げ低下傾向にある外食産業のなかでも月次で前年実績を12カ月連続で上回るなど健闘が光る。ROE14.4%と高く、資本効率の良い経営実態も評価材料。
日本管理センター<3276.T>=続伸。11月中旬以降、断続的に買いが流入し株価水準を急速に切り上げてきた。賃貸マンションを一括借り上げてサブリースするビジネスモデルを手掛ける。ROEが30%超と非常に高く、今年6月には米国ファンドが同社の大株主に浮上するなど海外機関投資家からの視線も熱い。直近、財務省12月7日受付(義務発生日は11月末)で、みずほ信託銀行などの大量保有報告が明らかとなり、株式需給面でも思惑が浮上している。
パスコ<9232.T>=急反発。いちよし経済研究所は7日、同社株のレーティングを「B」から「A」に引き上げた。目標株価は300円から450円に見直した。業績面の底打ち回復を指摘している。同社の第2四半期(4~9月)の連結営業損失は6億円の赤字だったが、概ね想定線であり、一方受注は国内部門に回復傾向がみられる。このため、会社予想の16年3月期の予想営業利益33億円(前期比46%増)は妥当と指摘。17年3月期は同38億円、18年3月期は同41億円の連続増益を見込んでいる。
神栄<3004.T>=急伸。市場では「中国での大気汚染の深刻化が伝わるなか、同社が子会社を通じてPM2.5の測定装置を手掛けていることを材料視する声も聞かれるが、他のPM2.5関連株の動きを見る限り的を射ているとはいえず、後づけ材料に過ぎない。週末のメジャーSQを控え、全般商い低調のなか主力株が手掛けづらく、そのぶん低位の値動きの軽い株に目が向きやすい今の地合いを象徴したもの」(国内準大手証券)と指摘していた。同社株は低位で出遅れ感が強い一方、信用買い残が直近11月27日現在で84万4000株に過ぎず、需給面で重荷とならないことが投資筋の食指を動かす背景となったようだ。
アンドール<4640.T>=ストップ高。7日の取引終了後、ポリゴンデータ編集システム「STL工房2」を来年1月12日に発売すると発表しており、新製品の業績寄与を期待した買いが入っている。この製品は、熟練を要するパラメータ値を自動で初期設定し、Windowsソフトに準拠したユーザーインターフェースで大容量のポリゴンデータを効率よく表示制御できるようにしたのが特徴。近年、3次元計測器や3Dプリンターの活用に伴い、ポリゴンデータを取り扱う機会が増加している一方、ファイル容量が膨大になり大容量のデータを取り扱うのに時間がかかることから、大容量データに対する解決策へのニーズが強まっており、これに対応したものとして注目されている。
シュッピン<3179.T>=堅調。同社は高級商材の中古品および新品をネット経由中心に販売しているが、7日に発表した11月度の月次情報で売上高は18億8000万円となり、前年同月比9.6%増と2ケタ近い伸び率を確保した。このうち、EC売上高は同34.1%増と7月以来の高い伸びをみせており全体を牽引、足もとの好調な業績を評価した買いを引き寄せている。また、この日から東証1部に市場変更となっていることも買いを後押ししているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
日本管理センター<3276.T>=続伸。11月中旬以降、断続的に買いが流入し株価水準を急速に切り上げてきた。賃貸マンションを一括借り上げてサブリースするビジネスモデルを手掛ける。ROEが30%超と非常に高く、今年6月には米国ファンドが同社の大株主に浮上するなど海外機関投資家からの視線も熱い。直近、財務省12月7日受付(義務発生日は11月末)で、みずほ信託銀行などの大量保有報告が明らかとなり、株式需給面でも思惑が浮上している。
パスコ<9232.T>=急反発。いちよし経済研究所は7日、同社株のレーティングを「B」から「A」に引き上げた。目標株価は300円から450円に見直した。業績面の底打ち回復を指摘している。同社の第2四半期(4~9月)の連結営業損失は6億円の赤字だったが、概ね想定線であり、一方受注は国内部門に回復傾向がみられる。このため、会社予想の16年3月期の予想営業利益33億円(前期比46%増)は妥当と指摘。17年3月期は同38億円、18年3月期は同41億円の連続増益を見込んでいる。
神栄<3004.T>=急伸。市場では「中国での大気汚染の深刻化が伝わるなか、同社が子会社を通じてPM2.5の測定装置を手掛けていることを材料視する声も聞かれるが、他のPM2.5関連株の動きを見る限り的を射ているとはいえず、後づけ材料に過ぎない。週末のメジャーSQを控え、全般商い低調のなか主力株が手掛けづらく、そのぶん低位の値動きの軽い株に目が向きやすい今の地合いを象徴したもの」(国内準大手証券)と指摘していた。同社株は低位で出遅れ感が強い一方、信用買い残が直近11月27日現在で84万4000株に過ぎず、需給面で重荷とならないことが投資筋の食指を動かす背景となったようだ。
アンドール<4640.T>=ストップ高。7日の取引終了後、ポリゴンデータ編集システム「STL工房2」を来年1月12日に発売すると発表しており、新製品の業績寄与を期待した買いが入っている。この製品は、熟練を要するパラメータ値を自動で初期設定し、Windowsソフトに準拠したユーザーインターフェースで大容量のポリゴンデータを効率よく表示制御できるようにしたのが特徴。近年、3次元計測器や3Dプリンターの活用に伴い、ポリゴンデータを取り扱う機会が増加している一方、ファイル容量が膨大になり大容量のデータを取り扱うのに時間がかかることから、大容量データに対する解決策へのニーズが強まっており、これに対応したものとして注目されている。
シュッピン<3179.T>=堅調。同社は高級商材の中古品および新品をネット経由中心に販売しているが、7日に発表した11月度の月次情報で売上高は18億8000万円となり、前年同月比9.6%増と2ケタ近い伸び率を確保した。このうち、EC売上高は同34.1%増と7月以来の高い伸びをみせており全体を牽引、足もとの好調な業績を評価した買いを引き寄せている。また、この日から東証1部に市場変更となっていることも買いを後押ししているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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