買取王国が大幅反発、積極的な経費削減が奏功し８月中間期営業利益は計画上振れ

　買取王国<3181.T>が大幅反発となっている。前週末６日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（３～８月）単独業績について、営業利益が従来予想の７００万円から２４００万円（前年同期５８００万円の赤字）へ、最終損益が６００万円から２０００万円（同３９００万円の赤字）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　主力商材のファッション、ホビーが伸長したほか、注力中の家具・家電および工具が順調に推移した一方、リユース業界の競争激化で売上高は２２億７３００万円から２２億３８００万円（前年同期比６．９％減）へ下振れたが、経費の削減に積極的に取り組んだことが奏功し利益は上振れて着地した。

　また、同時に発表した９月の月次売上概況で、既存店売上高は前年同月比２．１％増と８カ月連続で前年実績を上回った。主力商材であるファッションは前年を下回ったが、ホビー、貴金属および生活用品などが順調に推移した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）