【買い】マクニカ・富士エレHD（3132）車載や産業機器市場向け好調で上方修正を発表◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

車載や産業機器市場向け好調で上方修正を発表

10月23日は日経平均＋239.01円の21696.65円と15連騰、TOPIXは＋14.61ポイントの1745.25。
現在CME日経先物は21635円（円建て）為替は113.41円と推移している。

【マクニカ・富士エレHD】
マクニカと富士エレクトロニクスが15年4月に経営統合。外国製半導体・電子部品を主に取り扱う独立系商社で日本最大級。

7/31の決算、18年3月期は連結経常利益は前年同期比60.5％増の29.9億円に拡大し、上期計画の44億円に対する進捗率は68.2％に達し、さらに前年同期の47.3％も上回った。
10/23に業績修正を発表、上期を従来予想の44億円→71億円に61.4％上方修正し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
また通期を従来予想の110億円→134億円に21.8％上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
国内外のサーバ、ストレージ向けが拡大したことに加え、車載や産業機器市場向けも伸長したことが寄与した模様。
また通期に関しても車載や産業機器市場向けが引き続き好調に推移すると予想され、またネットワーク事業の持ち直しも見込まれる。

テクニカル面では日足・週足・月足ともに右肩上がりのキレイなチャートを描く。日足では10/13に上場来高値2331円をつけている。今回の発表を受け、更なる上昇に期待する。

業種：卸売
時価総額：1280億円
PER：18.84倍
PBR：1.16倍