ココカラファインがカイ気配、１６年３月期最終利益を前期比３倍の５０億円に上方修正

　ココカラファイン<3098.T>がカイ気配のまま水準を切り上げている。同社は２６日取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を３６００億円から３６６０億円（前期比４．８％増）へ増額したほか、営業利益を６３億円から８８億円（同２倍）へ、最終利益を３４億円から５０億円（同３倍）へそれぞれ大幅に上方修正した。これを好感する買いが集中した。
　同社はドラッグストアを全国展開するが、夏物商材・新製品などの導入や店舗の改装を進めたことなどによる既存店の活性化で、売上高は想定以上で推移しており、通期も会社側の当初計画を上回る見通し。また、売上高増加に伴い利益が伸びるなか、経費の効率化は想定の範囲で維持できていることから、利益も従来予想を大きく上振れする見通し。

ココカラファインの株価は９時１５分現在５２１０円（△４８５円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）