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ビ花壇 Research Memo(6):総じて好調に推移したものの、一時的な外部要因が利益を圧迫

投稿:2019/03/14 15:46
■業績動向

2. 2019年6月期上期の業績
ビューティ花壇<3041>の2019年6月期上期の業績は、売上高が前年同期比6.7%増の2,953百万円、営業損失が18百万円(前年同期は20百万円の利益)、経常損失が12百万円(同23百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が14百万円(同6百万円の利益)と増収ながら減益となり、各段階損益で損失を計上した。

売上高は、各セグメントが総じて増収となった。特に、「生花祭壇事業」が2期連続で過去最高(上期ベース)を更新したほか、「生花卸売事業」も各施策への取り組みが奏功したことで大きく拡大。「ブライダル装花事業」もほぼ横ばいを確保した。「その他の事業」も各事業が堅調に推移している。

ただ、利益面では、天候不良の影響による仕入原価の上昇(上期前半)に加え、一時的な需給の緩み(上期後半)によって売上高総利益率が低下。販管費については積極的な拠点開設にかかるコスト増をコストコントロールでカバーしたものの、売上高総利益率の低下による影響が大きく営業損失に落ち込んだ。もっとも、売上高総利益率の低下を招いた2つの外部要因はすでに解消しており、繁忙期となる下期は改善に向かっているようだ。なお、仕入原価の安定化については、業界における最大の課題と言えるが、同社ではその実現に向けて独自の取り組み※を進めており、その完成度が高まってくれば、今回のような外部要因による売上高総利益率の低下はある程度回避できるものと期待できる。

※市場を経由せず、生産者との直接取引を進めることにより、長期かつ安定的な仕入れを可能とする体制の確立を進めている。特に、生産者との事前のすり合わせ(価格や品質、仕様など)を十分に行うことで、双方にメリットのある生産性や効率性の向上にも取り組んでいる。


財務面では、「現金及び預金」や「売掛金」の増加により総資産が前期末比8.9%増の2,486百万円に拡大した一方、自己資本は配当金の支払いや純損失の計上により同7.4%減の546百万円に縮小したことから、自己資本比率は22.0%(前期末は25.9%)に低下した。

事業別の業績は以下のとおりである。

(1) 生花祭壇事業
生花祭壇事業は、売上高が前年同期比1.3%増の1,640百万円、セグメント利益が同18.3%減の214百万円と増収ながら減益となった。受注単価の下落傾向が続くなかで、顧客ニーズに沿った営業戦略(小規模化への機動的な対応や価格競争力の強化)の確実な実行や新規拠点の開設等により、受注件数は9,988件(前年同期比2.3%増)に伸び、売上高は2期連続の過去最高(上期ベース)を更新した。特に、関東エリアの受注件数が5,634件(前年同期比8.6%増)と順調に拡大したのは、シェア拡大に向けた取り組み※が奏功していることを示している。

※関東エリアにおいては、積極的な拠点展開(ドミナント展開)や価格競争力の強化によりシェア拡大を実現している。特に、価格競争力については、物流、加工、受注、配送等の各業務を集約し、効率性の高い業務プロセスを確立。今後はこの成功モデルを関西や九州エリアへも展開し、各エリアでシェア拡大を目指す方針である。


一方、利益面では、引き続き、労務比率の改善や仕入原価の更なるスリム化に取り組み、一定の成果が出てきたものの、前述のとおり、天候不良の影響等による仕入原価の高騰や新規拠点開設に伴うコスト増加の影響もあり減益となった。

(2) 生花卸売事業
生花卸売事業は、売上高が前年同期比18.5%増の923百万円、セグメント利益が同53.7%減の6百万円と増収ながら減益となった。売上高は、新規顧客獲得や既存顧客の掘り起こしが奏功した上、これまで取り組んできた物流体系改革※1が一巡した輸入卸売部門も回復に向かってきたことから大きく拡大した。一方、利益面では、業務効率化の成果が見えてきたものの、前述のとおり、上期後半における一時的な需給の緩み※2により利益率が低調に推移したことや増員に伴う人件費増により減益となった。

※1 フューネラル主要品目の取扱拡大(フューネラルに特化した効率的な少品種大量物流の実現)や、従来からマイ・サクセスが抱えてきた市場出荷販売依存体質から、同社の強みとする顧客への直接販売への移行などを進めている。
※2 暖冬に伴う一時的な需給バランスの緩みによる単価の下落。


(3) ブライダル装花事業
ブライダル装花事業は、売上高が前年同期比2.0%減の173百万円、セグメント利益が同327.5%増の2百万円となった。少子化の影響や「ナシ婚」の増加等に伴い、ブライダル業界の市場規模は縮小傾向にあるなかで、新規顧客獲得や商圏拡大、リテール部門の強化に取り組み、売上高はほぼ横ばいを確保。今後に向けても、新たに首都圏にて新規式場を獲得するなど、明るい兆しも出てきた。また、利益面でも、販管費の圧縮や効率化策に取り組んでいる。

(4) その他の事業
その他の事業は、売上高が前年同期比12.7%増の216百万円、セグメント損失は19百万円(前年同期は30百万円の損失)となった。売上高は、各事業ともに堅調に推移。特に、葬儀関連会社に対してITを活用したサービスを提供するシステム開発事業が順調に伸びてきた。利益面でも、増収効果により損失幅は縮小した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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配信元: フィスコ

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