決算プラス・インパクト銘柄 … 学情、Ｃａｓａ、テンポスＨＤ (6月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　学情 <2301>
　18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.2％増の6.4億円に拡大したが、通期計画の18億円に対する進捗率は35.7％にとどまり、5年平均の45.9％も下回った。

★No.3　日東網 <3524>
　18年4月期の連結経常利益は前の期比29.3％増の9.8億円になり、従来予想の8.5億円を上回って着地。

★No.4　光・彩 <7878>
　19年1月期第1四半期(2-4月)の経常損益(非連結)は1900万円の黒字(前年同期はトントン)に浮上して着地した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2301> 学情 　　　　　東１ 　 +11.00 　　6/11　　上期　　　 50.23
<7196> Ｃａｓａ 　　　東２　　 +9.53 　　6/11　　　1Q　　　　　－
<3524> 日東網 　　　　東１　　 +5.88 　　6/11　本決算　　　　2.04
<7878> 光・彩 　　　　ＪＱ　　 +4.29 　　6/11　　　1Q　　　　　－
<3539> Ｊミート 　　　東２　　 +2.51 　　6/11　　　3Q　　　 13.52

<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +2.01 　　6/11　本決算　　　 22.30
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +1.65 　　6/11　本決算　　　 19.17

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース