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あじかんのニュース
日経平均株価
始値 21720.14
高値 21720.14(09:00)
安値 21589.83(09:44)
大引け 21685.90(前日比 +42.37 、 +0.20% )
売買高 10億2974万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆7891億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は42円高と小幅続伸、3連休控え様子見気分が強い
2.NYダウは初の2万7000ドル乗せ、米利下げ期待強いが東京市場への影響限定的
3.11日決算発表の安川電が急落、ファナックなど機械株や電機株にも売り波及
4.15日の中国GDP発表を前にコマツや日立建機などに手控え感も
5.アサヒやファーストリテ、良品計画など消費関連株は底堅く推移
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは227ドルと続伸し、5日ぶりに過去最高値を更新した。米国の利下げ期待が高まるなか幅広い銘柄に買いが集まり2万7000ドルの大台を初めて突破した。
東京市場では日経平均株価が小幅続伸。明日から3連休となることもあり、様子見姿勢が強く積極的な売買は手控えられた。
12日の東京市場は、前日のNYダウは初の2万7000ドル乗せを達成したが、影響は限定的だった。日経平均は、2万1600円台を中心に一進一退。寄り付きは前日比70円強の上昇で始まった後、一時マイナス圏に転じる場面があったが、後場にかけて値を戻した。11日に決算発表を行った安川電機<6506>が急落したことが嫌気され、機械株や電機株に売りが波及したが、アサヒグループホールディングス<2502>やファーストリテイリング<9983>など消費関連の小売り株などが堅調な値動きとなった。コマツ<6301>や日立建機<6305>は15日の中国国内総生産(GDP)発表を前に積極的な売買は手控えられた。
セブン&アイ・ホールディングス<3382>や良品計画<7453>、資生堂<4911>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株もしっかり。トヨタ自動車<7203>やNTTドコモ<9437>が高い。SNSでの風評被害や炎上対策などのソリューションを手掛けるエルテス<3967>は好決算が評価されストップ高と急伸、好業績と自社株買いを発表したいちご<2337>が値を飛ばした。ディップ<2379>やユニゾホールディングス<3258>も買われた。
半面、東京エレクトロン<8035>やファナック<6954>、キーエンス<6861>、SMC<6273>が安く、信越化学工業<4063>、KDDI<9433>が値を下げた。かんぽ生命保険<7181>や楽天<4755>、そーせいグループ<4565>が安い。ソフトバンク<9434>やアンリツ<6754>も値を下げた。子会社で仮想通貨の不正流出が判明したリミックスポイント<3825>や、第三者割当による新株予約権の発行が警戒されカルナバイオサイエンス<4572>がストップ安に売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ダイキン <6367> 、資生堂 <4911> 、ヤマハ <7951> 、SBG <9984> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約92円。うち79円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、安川電 <6506> 、オムロン <6645> 、電通 <4324> 、リクルート <6098> 。押し下げ効果は約31円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)小売業、(3)空運業、(4)水産・農林業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)その他製品、(3)サービス業、(4)機械、(5)海運業。
■個別材料株
△いちご <2337>
3-5月期(1Q)経常は46%増益、最大1000万株の自社株買いを実施。
△ディップ <2379>
今期経常を一転2%増益・最高益に上方修正。
△ローソン <2651>
3-5月期(1Q)経常は11%増益で着地。
△あじかん <2907> [東証2]
ごぼう茶が大腸憩室炎の再発を予防する可能性を確認。
△DDHD <3073>
上期経常を一転21%増益に上方修正。
△エルテス <3967> [東証M]
3-5月期(1Q)経常は3.1倍増益・上期計画を超過。
△C&R <4763>
水戸証券がレーティングを「A」へ引き上げ。
△三協立山 <5932>
20年5月期は営業利益5.4倍見通し。
△東洋電 <6505>
今期経常は2.2倍増益へ。
△旭化学 <7928> [JQ]
9-5月期(3Q累計)経常が70%増益で着地・3-5月期も4.2倍増益。
▼メディカルN <3645> [東証M]
エムスリー <2413> との資本提携を解消。
▼エヌリンクス <6578> [東証2]
3-5月期(1Q)経常は赤字転落で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)いちご <2337> 、(2)ディップ <2379> 、(3)ユニゾHD <3258> 、(4)タマホーム <1419> 、(5)東洋電 <6505> 、(6)ファインデ <3649> 、(7)モリテック <5986> 、(8)C&R <4763> 、(9)キリン堂HD <3194> 、(10)三協立山 <5932> 。
値下がり率上位10傑は(1)イマジカG <6879> 、(2)ランド <8918> 、(3)デザインワン <6048> 、(4)BEENOS <3328> 、(5)日エンター <4829> 、(6)ダイジェト <6138> 、(7)バンナムHD <7832> 、(8)TOWA <6315> 、(9)パイプドHD <3919> 、(10)平田機工 <6258> 。
【大引け】
日経平均は前日比42.37円(0.20%)高の2万1685.90円。TOPIXは前日比2.32(0.15%)安の1576.31。出来高は概算で10億2974万株。東証1部の値上がり銘柄数は703、値下がり銘柄数は1356となった。日経ジャスダック平均は3449.95円(10.58円安)。
[2019年7月12日]
株探ニュース
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