ダイショーが反発、コスト削減努力で９月中間期営業損益は赤字予想から一転して増益へ

　ダイショー<2816.T>が反発し、１１時過ぎには一時、前週末比４６円（３．９％）高の１２１８円まで買われている。１１時ごろに集計中の第２四半期累計（４～９月）単独業績について、売上高を従来予想の９０億円から８９億円（前年同期比３．２％増）へ、営業損益を同１億円の赤字から１億３０００万円の黒字（同１７．１％増）へ、最終損益を同９０００万円の赤字から６０００万円の赤字（同７．１％増）へ上方修正し、赤字予想から一転して増益着地したことが好感されている。
　小売新製品や業務用調味料の伸長で売上高はほぼ計画通りだったが、原材料価格が上昇する中で、製造コストや販売コストの削減に努め、効率化を進めたことで利益面は上方修正したという。なお、決算発表は１１月２日の予定となっている。

ダイショーの株価は１１時１４分現在１１９０円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）