決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … オプティマス、ＷＡＳＨハウ、パワーファス (11月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　東邦化 <4409>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→20.7億円(前期は24.3億円)に15.5％下方修正し、一転して15.1％減益見通しとなった。

▲No.2　オプティマス <9268>
　19年3月期の連結最終利益を従来予想の15.4億円→15億円(前期は9億円)に2.9％下方修正し、増益率が70.3％増→65.3％増に縮小する見通しとなった。

▲No.4　ケル <6919>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.5％減の5.1億円に減り、通期計画の10.6億円に対する進捗率は48.4％にとどまり、5年平均の55.2％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4409> 東邦化 　　　　東２ 　 -17.95 　 11/ 7　　上期　　　-11.86
<9268> オプティマス 　東２ 　 -16.42 　 11/ 7　　上期　　　-44.39
<7486> サンリン 　　　ＪＱ　　 -3.98 　 11/ 7　　上期　　　 36.90
<6919> ケル 　　　　　ＪＱ　　 -3.53 　 11/ 7　　上期　　　-10.47
<6300> アピクヤマダ 　東２　　 -3.29 　 11/ 7　　上期　　　　赤拡

<4120> スガイ 　　　　東２　　 -3.20 　 11/ 7　　上期　　　　黒転
<2813> 和弘食品 　　　ＪＱ　　 -2.94 　 11/ 7　　上期　　　-11.90
<6537> ＷＡＳＨハウ 　東Ｍ　　 -2.69 　 11/ 7　　　3Q　　　　赤転
<4635> 東インキ 　　　東２　　 -1.67 　 11/ 7　　上期　　　-38.59
<9723> 京都ホ 　　　　東２　　 -1.63 　 11/ 7　　上期　　　　　－

<6016> ジャパンエン 　東２　　 -1.43 　 11/ 7　　上期　　　　黒転
<1776> 三井住建道 　　東２　　 -1.38 　 11/ 7　　上期　　　 -3.03
<3948> 光ビジネス 　　ＪＱ　　 -1.21 　 11/ 7　　　3Q　　　 -1.55
<5950> パワーファス 　東２　　 -1.07 　 11/ 7　　　3Q　　　　赤転
<6402> 兼松エンジ 　　東２　　 -0.65 　 11/ 7　　上期　　　-34.45

<7980> 重松製 　　　　ＪＱ　　 -0.57 　 11/ 7　　上期　　　　赤拡
<9034> 南総通運 　　　ＪＱ　　 -0.24 　 11/ 7　　上期　　　 -0.13
<1737> ＭＥＳＣＯ 　　東２　　 -0.17 　 11/ 7　　上期　　　 -5.24

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース