フィールズ、非開示だった今期経常は28％増益、未定だった配当は10円実施
　フィールズ が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は32.4億円の赤字(前年同期は25.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比27.8％増の12億円に伸びる見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.0％増の44.4億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は10円(前期は10円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は8.6億円の赤字(前年同期は19.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-25.0％→-11.2％に急改善した。