決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … アゼアス、神島化、テンポスＨＤ (3月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アゼアス <3161>
　21年4月期の連結経常利益を従来予想の4.7億円→7.9億円(前期は4.7億円)に67.5％上方修正し、一転して66.5％増益見通しとなった。

★No.2　ハウテレ <7064>
　21年1月期の最終損益(非連結)は2億3500万円の赤字(前の期は4600万円の黒字)に転落したが、22年1月期は200万円の黒字に浮上する見通しとなった。

★No.3　トーシンＨＤ <9444>
　21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の5.8億円に急拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3161> アゼアス 　　　東２　　 +9.84 　　3/10　　　3Q　　　 97.13
<7064> ハウテレ 　　　東Ｍ　　 +3.83 　　3/10　本決算　　　　黒転
<9444> トーシンＨＤ 　ＪＱ　　 +3.08 　　3/10　　　3Q　　　101.74
<7682> 浜木綿 　　　　ＪＱ　　 +3.00 　　3/10　　上期　　　　赤転
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +2.61 　　3/10　　　3Q　　　 64.29

<8842> 楽天地 　　　　東１　　 +2.10 　　3/10　本決算　　　　黒転
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +0.18 　　3/10　　　3Q　　　-48.94

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース