トーメンデバ、今期経常を19％上方修正、配当も30円増額

　トーメンデバイス <2737> が3月25日午前(11:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の33.5億円→40億円(前期は26.3億円)に19.4％上方修正し、増益率が26.9％増→51.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.8億円→21.3億円(前年同期は9.9億円)に43.8％増額し、増益率が49.5％増→2.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の100円→130円(前期は90円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により売上が好調であること、また、新型コロナウィルス感染症の影響を懸念した顧客からの受注が前倒しで発生したこと等により、売上高および利益が計画を上回る見込みであることが判明いたしましたので、2019年10月30日に公表した業績予想を修正するものであります。（注）業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものです。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。

　　当期の業績は、2019年10月30日に公表した業績予想を上回る売上高および利益となる見込みであります。当社の配当方針は、各事業年度の連結業績に応じ安定配当に努めること、連結配当性向30％を目処としており、経済環境の変化や資金需要等を総合的に検討した結果、配当金を30円増配の130円（連結配当性向29.5％）へと修正いたしました。　また、内部留保につきましては、経営基盤の強化、事業拡大に伴う資金需要への充当及び財務体質の強化に活用する考えです。