29日発表した2007年６月期連結決算で
40億円の債務超過に陥った。
不採算の医療向け事業からの撤退や
ソフトウエアの減損処理が膨らんだことが主因。

同社は同時に独立系ファンドのロングリーチグループ
などを引受先に計200億円の第三者割当増資を実施すると発表。
ファンド傘下で再生を図る。
ただ、同日発表した開示資料では、
「金融サービス事業に係わる資産約120億円に対して
事業計画の見直しによる追加の損失等が発生する
可能性がある」と明記。

市場では「今回の減損でも完全にうみを出し切った訳ではなく、
再生の行方には不透明感が残る」との声も