1,322円
エレマテックのニュース
■会社概要
4. 長期業績推移
エレマテック<2715>の長期的な業績推移を振り返ると、浮沈の激しいエレクトロニクス業界に身を置きながら、経済サイクルや製品サイクルなどの波を乗り越えて安定成長を果たしてきたと言えるだろう。2000年代初めは携帯電話関連で伸びたがその中身はFPC(プリント配線版)の部材や基板実装、光学フィルムなどが主要な商材だった。2010年前後は地デジ移行などもあって液晶テレビ関連の部材が大きなビジネスとなった。また、2010年以降はスマートフォンやタブレットが急成長商品として台頭し、同社はそこに各種フィルム類やガラス類などを販売してリーマンショックからの迅速な回復と連続最高益の更新を達成した。ここ数年はスマートフォン市場が成熟化したことで業績の踊り場を迎えた形となっているが、ここにきて同社にとって次の成長市場は自動車関連と海外メーカー向けに移しつつある。さらにその先には5Gと呼ばれる次世代(第5世代)の移動通信システムがある。5Gに移行すると基地局から端末まですべてが一新され、また、“通信”の守備範囲が格段に広がり、あらゆるものがネットワーク化されることになる。仕入・販売両側で多数の取引先と多様な商材を有する同社にとっては一段と商機が拡大すると期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<ST>
4. 長期業績推移
エレマテック<2715>の長期的な業績推移を振り返ると、浮沈の激しいエレクトロニクス業界に身を置きながら、経済サイクルや製品サイクルなどの波を乗り越えて安定成長を果たしてきたと言えるだろう。2000年代初めは携帯電話関連で伸びたがその中身はFPC(プリント配線版)の部材や基板実装、光学フィルムなどが主要な商材だった。2010年前後は地デジ移行などもあって液晶テレビ関連の部材が大きなビジネスとなった。また、2010年以降はスマートフォンやタブレットが急成長商品として台頭し、同社はそこに各種フィルム類やガラス類などを販売してリーマンショックからの迅速な回復と連続最高益の更新を達成した。ここ数年はスマートフォン市場が成熟化したことで業績の踊り場を迎えた形となっているが、ここにきて同社にとって次の成長市場は自動車関連と海外メーカー向けに移しつつある。さらにその先には5Gと呼ばれる次世代(第5世代)の移動通信システムがある。5Gに移行すると基地局から端末まですべてが一新され、また、“通信”の守備範囲が格段に広がり、あらゆるものがネットワーク化されることになる。仕入・販売両側で多数の取引先と多様な商材を有する同社にとっては一段と商機が拡大すると期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<ST>
この銘柄の最新ニュース
エレマテックのニュース一覧- <12月10日の5日・25日移動平均線デッドクロス銘柄> 今日 07:30
- TOB・MBO(公開買付)銘柄一覧 2024/12/07
- TOB・MBO(公開買付)銘柄一覧 2024/11/30
- TOB・MBO(公開買付)銘柄一覧 2024/11/23
- TOB・MBO(公開買付)銘柄一覧 2024/11/16
マーケットニュース
- 造船関連株に強烈な追い風! 受注トレンドが示す株高の潮目逃すな <株探トップ特集> (12/11)
- 明日の株式相場に向けて=3万6000円プットが示す波乱相場への警戒感 (12/11)
- 本日の【上場来高値更新】 ソニーG、パンパシHDなど16銘柄 (12/11)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (11日大引け後 発表分) (12/11)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
エレマテックの取引履歴を振り返りませんか?
エレマテックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。